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Little Eden



3月29日月曜日

昨日はいつものように、カナはおじーちゃんちに行ったしってなことで、カラオケしたり、たまってたビデオ見たりしてたら時間はあっという間に過ぎちゃった。
夜は最後の仕上げとばかりにワープロに向かい、とーとー今朝、原稿をメディアワークス宛てに出してきました。
DD7、ほんとに思い入れの激しい作品だわ。
あの光の乙女や月下よりも激しい…。
先の2作品は、はっきりいって私のライフワークになる作品なのに…。
だから、もちろん月下には何らかのアプローチがあってほしい、とは思うけれど、それ以上にDD7が気に入ってもらいたい、と思ってる。
そう、たとえ大賞じゃなくても入選じゃなくても、本にさえなってくれたらいいのになって思うのであります。だけど、入選しなきゃ本にする価値ないだろーしなー。そこんとこ辛いよね。

さて、今日は錬司さん休みだったのですが、ちょこっと米子に出てきました。
カナは外で遊んでるっていうので二人だけで。
その前、お昼少し前にワカモリさんからTELあり。
さっそくワープロで打ってほしいものがあるっていうので、明日持ってきてもらうことにした。
米子から帰ってきたら、そこの交差点にカナが立っていて、信号を渡ってやってくるもんだから「なにしてるの」と聞いたら、おばーちゃんに200円もらったからファミリーに買物に行ってくるって。
この間も自分でジュースを買ったらしいんだけど、そーいうことをできる年になったんだなーと、嬉しいというより、なんかとても複雑な気持ちになってしまった。
子供に対して最低限のことはしてやるけれど、私がかつて親にしてもらったことだけはすまいと決めている。それは錬司さんも同じだ。
なんでも甘やかして買ってばかりいるとロクな大人にならん。
私もだし、特に私の弟を見ていると強く思う。
自分がほしかったら、大人になって稼ぐようになってしろ、っていう感じだよな。
私も学生の頃、バイトでもして稼いでみればよかったんだ。
買ってもらえないからその子供が不幸だとは限らない。
子供に構い過ぎるのもいけない。
少しは確かに付き合ってやらんといけんだろーけど、ベッタリではいけないんだ。
この間の役員会の時に、エンドウ校長が言っていた「子供にかけてやらねば…」という言葉、私はその心が子供を、ひいては親をダメにする、と反論したかった。
もちろん、私はそんなことを言うなどということはしない。
たぶん、言ったところで、自分の考えに盲信しているから、聞く耳持たずになるから。
ま、でも、一緒に何かをするっていうのはやったほーがいーかなーとも思うので、とりあえずは大きな仕事(DD7ね)も終ったことだし、しかも自転車も手に入ったことだし、サイクリングなどしてみよーかなとも思っている。
そう、まずは親である私がいい状態でいなければ、子供にも良い影響を与えることはできない。
自分のこともきちんとできない人間に、人を導くことはできない、と、私は信じているからだ。
多少の自己嫌悪というものはすべての人間が持っているだろう。
だが、私のように劣等感の塊のような人間が、そもそも子供を育てるのが間違っているのだ。
だけど、私は育てていかなきゃならない。
だから、私は仕事を辞めることにしたし、(もともとしたくない仕事だったしね)小説を書くことによって、自分に自信をつけることにしたのだ。
これを他人にあれこれ言わせるものか。
それに言ったって、もう今の私には平気だ。
ささやかではあるけれど、入選した作品だってあるんだから、まったく才能がないわけではない。
これはきっと、十分、誇りに思ってもいい事ではないかと思う。
「だったら、あなたは私のように、何か小説を一つ書いて他人を感動させることができますか?」ってね。

さて、今日のドジ。
包丁使ってたら、爪をザックリ切ってしまった。
指を切らんかっただけ幸いか。
でもチョー深爪状態なもんで、指がジンジンして痛いぞー!!

劣等感の塊だから子供を育てていいわけじゃないというのは違うと今は思う。私の場合は劣等感だのなんだのっていうのはただの言い訳だ。私は確かに子供を育てるべきじゃない人間だけど、それは私が超ワガママで自分勝手で、自分のことしか考えられない人間だからに他ならない、最低の人間だからという理由。まあ、いい言い方をすれば、私は芸術畑の人間、あるいは自分の好きなことをとことん追求していく学者肌…という感じかな。そういう人間って、まず子育てに向かないと思うもんなあ。そんな私に育てられた息子だけど、私だけじゃなく錬司さんもいたからこそ、何とかまっとうな人間に育ってくれた。もっとも、ちゃんと普通に結婚して普通の家庭を作れるかどうかは疑問なんだけど。それはまあしょうがないか。とりあえず、犯罪者にならない限りは、自分の好きなように生きていけばいいかなあと思っている。






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