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Little Eden



9月17日木曜日

今日から21日(日)まで松江の川津に錬司さんは出張。
さて、朝の仕事がすんだので、カラオケだ―と思ったら、下のアダチさんがそーじの紙パックを取りかえるのはどうしたらよいか、とやって来た。で、下のアダチさんちの玄関先で、あーだこーだとやってたら、とりあえずわかったんで世間話などして、すると、まーお茶なとってなことで、11時過ぎまで上がりこんでお話することに。
なんかさー、最初の頃と違って、うまくやっていけそーだなーと思い始めてたけど、やっぱりこんな人でよかったな、と思ってる。
まあ、違う人間なんだから、いろいろとお互いにズレるとこもあるけれど、向こうが私と違ってコミュニケーション取ってくる人だから、いいんじゃないかな。
で、わかったこと。
2人の息子さんがいて、長男さんは子供がいなくて、次男さんには子供さんがいるってこと。
長男さんは写真を見る限り、ほっそりとしたなかなかのいい男さんで、次男さんは、これまた対照的ででっぷりとした体格。どうも性格も正反対らしい。
上は小さい頃からとても本好きで、下は外交的。なるほど。
アダチさんは裁縫が今こってること。
私は物書いてるよって教えてあげた。
どうもこの間から聞いてみたかったらしい。
コピーが動かせるようになったら、本を刷ってあげようかな。

PM3:00が過ぎたが、たった今、お母さんが帰って行った。
第一と第二の水曜日はレイコさんの配ってるパンが届くので、お母さんが持ってきてくれることになってて(¥540)そのついでに忙しくなければお話して帰るのだ。
で、2:00頃に来て、1時間以上も一人で喋っていった。
この間の敬老会が話の発端だったのだ。
福定の傘踊りの指導はお母さんがしたんだけど、なんでお母さんは出ないのかな、しかも本番も顔出さなかったってこと。
そのためもあってメチャクチャだったらしい。
お母さんは民生をしてるけれど、民生は出ないことにしたんだって。
で、なんでかっていうのをとーとーと話して聞かせてくれた。
まったく、小説になりそうなくらいすごい話だった。
私ははっきりいって余子の公民館の仕事やら人々の関係もよくはわからない。でも、いわゆる水増しとか、お金のことでいろいろ裏で何かしてるんだな、ということは察しがつく。
ここではお母さんから聞いたいろいろなことを細かに書きたくても、書く技量がないのでやめておくけど、絶対、小説にしたらおもしろいかもしれない、と私は思う。
お母さんの言った「黒い交流」っていう題は、錬司さん流に言わせると「ダサイ」かもしれないけど、そういうのでも書いて、世間でそういう悪い人を叩きたいよ。まったく!!
わかってる。それって書く側としては強みなのよね。
私には書けない。んー、書いてほしーなー。

アダチさんは何年か前に亡くなってしまったのだけど、彼女には私のエッセイ集を刷ってあげた。あれは今どうなったかな。ちゃんとした本というわけじゃないから、彼女が亡くなった時に遺品の整理とともに捨てられたかもしれない。それはそれでいいと思う。もし万が一でも長男さんでももらってもらってたらいいなあとは思うけど、たぶんそれはないだろうな。次男さんはそういうの興味なさそうだし。

さて、当時母親から聞かされたその「黒い交流」だけど、そんな話題が出たことはおぼろげながら覚えていても、内容はまったく覚えてないなあ。私としては、確かにそういった社会派の小説も興味ないわけじゃないんだけど、いかんせんそういったものを書く頭や技量がない。母親がそういうの書いてればきっと女松本清張にでもなったかもしれないんだけどねえ。本人がその気にならないんだからしかたない。けっこう私に期待してくれてたみたいだけど、私はそういうの書ける人間じゃないからなあ。まあ、片鱗は見れるモドキっぽいのは書いて投稿したこともあるけれど、エッセンスとしてでしか書けないところが悲しい。それを軸として書ければ、私も大成したかもしれないけど。

本当はファンタジー系の物語っていうのはあまりにも書き手が多過ぎて、その道で成功するには、松本清張のような社会派なものを女としてしっかり書ければいいんだろうなあというのはわかる。私が認められた小説って、ほとんどそういった内容のものばかりだし。でも、私はそういうの書いてて楽しいとは思えないわけで。だから、小説書きは断念するしかないなあとも思い始めている。好きな物を書いていけたらいいんだけどねえ。






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