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Little Eden



7月31日金曜日

他の話もそうだけど「月下狂瀾夜想曲」(月下の少女の変形)を書いてる間、ちょこちょこ士気を高めるために、読んでた「ピグマリオ」全27巻、読み終わって魂が抜けそう…。
忘れてたけど「ピグマリオ」もモロ太陽の子シリーズに影響与えてた話だったのよねえ。
こんな壮大で感動できる話が書きたいと願い続けて私は今まで生きてきた。
栗本さんのようにうまい文章が書ければ、きっと…きっと、と思い、今は私は何とか生きている。
「月下〜」は、出来上がったけれど、それでもやっぱりチェックしてもらいたい…と思ってるけれど…もー錬司さんったらー。
もう一度、自分でプリントアウトされたものに目を通して、自分で添削しよーかしら…でも…な…。
最近思うんだけど、自分では確かにストーリー考えるのは人に負けない、と自負してる…でも、それを形として世に出せても人が認めてくれる文章というわけじゃない…それってやっぱりセンスとか人を惹きつける何かに欠けてるのではないのかな…って。
だって、たとえ文章がおそまつでも、やっぱり誰かの目にとまる人っていると思うもの。
それが私にはない…?
たとえ、強く願ってもムリなのでは…と弱気になってきた…「ピグマリオ」を読み終わって、感動とともに己の弱さをまざまざと見せつけられたような、そんな辛さを感じてる。

私には才能はない。それが辛かったのだけど。今はそうでもない。ここまで書けなくなってしまったら、何かもうね、何も感じなくなってきたような気がする。

2014年12月7日現在、その「ピグマリオ」の作者である和田慎二さんも亡くなってしまった。彼が亡くなったと知った時はかなりショックを受けたなあ。






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