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Little Eden



7月7日火曜日

今日はたなばた。今日が毎年来るたびに、私は中学の頃、彼女とともに自転車で町を徘徊したことを思い出す。
今夜はどうやら星がのぞめそうであるが、彼女は私のように思い出すことはあるのだろうか。
意地でもお互いが連絡を取ろうとはしない、今の私たち。
数ヶ月に一度の逢瀬だけとは、まるで私たちもたなばたのオリヒメ、ヒコボシのようだね。

さて、今日は「ディープ・インパクト」を見てきた。
監督は、スピルバーグではないけれど、まあ、彼も製作総指揮ということで係わっていることはいる。
この映画は、スピルバーグが、アーサー・C・クラークの「神の鉄槌」を映画化させてもらうことになっていて、それとともに昔やったことのある「地球最後の日」をもう一度とりなおしたいという人たちと一緒にやることになったものなのだそうだ。
昔のその映画は内容忘れたし、クラークのこの小説も確かまだ私は読んだことはない。
でもまあ、おおかたの予想はしていたけれど、やっぱり大いに泣かせてもらいましたね。
クラークだったと思うけど、「幼年期の終わり」に通じるものがある。
この映画のように、世界の終わりが来ることはとても恐怖に違いない。そして、死ぬことはやっぱりイヤだ。
だけれど、私の考えとしては、いきなり終わってしまうことは、確かに一見つらくないことではあるかもしれないけれど、やりかけてたことをそのままにするのは、私の性格が許さない。
それでおしまいならいいが、もし、もしも、死んでも意識があったら…?やっぱり、あとどれくらいで…という尺度があってほしいな、とも思う。
とりあえず、映画のようなことが起きた場合、日本は一瞬でも海の底だもんね。
これはだいぶ望みはうすい。中国くらいにいれば助かるかもしれないけれど…。

とりあえず、書きかけのものだけは書き上げてしまいたいなあ、世界の終りが来る前に。というか、私にとっての世界の終わりは、自分の死のことなんだけどね。






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