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Little Eden



12月24日水曜日

世間はクリスマスイヴです。
うちは昨日しました。誕生会も兼ねて。
今年のクリスマスは、それなりにいつもよりは良い日だった。
錬司さんは休みだったし、ケンタッキーもケーキも予約済で受け取りにもちゃんと行けたし…。
年賀状に貼るためのプリクラも100満ボルトでは失敗だったし、セガのゲームセンターでも、機械の故障はあったけれど、なんとか用意できた。
カナの体調も順調だったし、帰りに(米子から)ヒヤッとすることはあったけれど、1日が無事に終わってくれた。

だから、昨日はそれで幸せな一日だったのだ。

今(がらりと話は変わるけど)ワイドショーで伊丹十三さんの自殺の話をキャスターの人たちが話してて、ああ、この人も私や中島梓さんと同じ種類の人間なんだな、と感じた。
だったら、自殺もわかるような気がする。
この世の全てに現実を感じられず、自分の存在までもがリアルに感じられないために、はた目にはとても積極的に世界にアピールをしている。自分の存在意義を追い求めるために。
私も小説に、物語に、のめりこむのもそれと同じだ。
伊丹さん、あなたの気持ちがわかる、私には。
あなたとお話できたらよかった。
だから、もう後悔したくない。
中島梓さん、もとい、栗本薫さんに手紙を絶対出そう!

ということで、現在、夕方だが、とーとー出してしまった。例の手紙。
考えてみたら、まだ「アマゾネスのように」を全部読み切ってなかったのよね。
で、読んで、今、読み終わった。
残りの章のことでも、いろいろ書きたいことあったけれど、手紙もあまり長くなりすぎると悪いなあ、と思うので、3枚で何とかがまんすることにする。
だけど、返事はいらない、と書いたけれど、そんなの嘘だと自分は知っている。
ほんとーはほしくてほしくてしょーがない。
ただまあ、出した勇気は、自分としてはすごいことだと思っている。
新人賞に原稿を投稿するよりもずいぶんドキドキした。
ちゃんと届くだろーか、とか、怒ったりしないだろーか、こんな手紙を見て、とか、いろいろなことが頭をよぎる。
でもまあ、もうすでに投函されてしまったから、腹をくくろう。
だって、初めてファンレター書きたい、そして、それだけでなく読んでもらいたい、と思った人だからね。
しかし、中島梓という名が本名ではなかったとはねえ。

私はともかく、梓さんが伊丹さんと同じ種類の人間であるっていうのは違ってたかもしれない。ただ、あの時の私はそう感じたというだけ。後にもっともっと彼女のことを知っていくにつれて、少しづつ最初に感じた人物像が違ってきたことも確かだ。もちろん、悪い方にではなく、良い方に、なんだけど。

それにしても、ヒヤッとしたことって何だったんだろう。覚えてないけど、もしかしたら事故に遭いかけたのかもしれない。






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