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Little Eden



8月29日金曜日

うーん、体調は絶不調!
なりをひそめていた例の咳がまた出だした。
少し前から喉がおかしいのは気づいてた。
扁桃腺が腫れてるのがね。
でも、富士見ファンタジア大賞の小説の直しがなかなか終わらなくて、夜遅くまで起きてた。
で、とうとう27日(水)の夜、こりゃヤバイぞーと思ったんだけど、やっぱり終わらなくて、次の日の木曜日、朝、つらかったー!
錬司さん休みだし、カナを連れてかなきゃなんないし、最後の直しはけっこう残ってるし、で。
絶対、午前中に出すぞー、とギリギリ10分くらい前(正午にね)に持ってった、郵便局に。
ほんとーは最後にもう一度読み通ししたかったんだけど、もうそんな元気もなかった。

私は切羽詰ってる。
園長先生の言った言葉が突き刺さったままだし、それに職安の認定日が3日後に迫ってる。
たとえ選ばれたとしても、恐らく今度は生みの苦しさに追いかけられることだろう。
でも、今の私はそれでもいいと思う。
とにかく、そういう世界で生きていきたいと願っているのだから。
もし、なれる素質があるというのなら、今、なりたい。
32歳になったばかりという作曲家、岩代太郎さんという人が「音楽にしても絵にしても文学にしても、喜びなんて生易しいものじゃなくて、追いつめられてもう書かずにいられない、そんなふうに出発するものだと思う」という言葉に、ああ、私はこれでいいんだ、書いて書いて書き続ければいいんだ、と確信を持てた。
そして「僕から音楽をとったら、ただのつまらないアンチャン!」というのにも「私から小説をとったら、ただのつまらないオバチャン!」になってしまうんだ、と思った。
今回、ようやくギリギリで題名の決まった「光の乙女」は、ずいぶん苦しんで書き上げた。
自分がこんなに日本語を何も理解してなかったことに愕然としたし、錬司さんにメタクソ言われて、落ち込みまくったけれど、それでも、なにクソッと書き上げた自分の根性にも驚いた。
今の私の持てる全てをかけた、と言っても、過言ではないと思う。

そう、私は、追いつめられているんだ。
書かずにはいられない。
SIS復刻版の「時かけ3」に恋愛小説、273年後の私の続編…じゃなくて…外伝、果ては錬司さんプロットによるファンタジーも書きたいな、と思ってるし、更にかりん党の生み出したスーパー高校生、正義さんも書いてみたい、と思ってる。
これら全てをかけもちで書こうか、などと狂気じみたことを考えてる。
ああ、神様、神戸のあの中学生じゃないけれど、オムニポウテンス様、はたまたイエホヴァ様、この私に力をお与えくださいませ。

映画館のことを書いた文章が新聞に載った。
声をかけてくださったのは、カナの先生だけだった。
今日、またもや酒屋の誠道ストアの前で、白い車同士の接触事故あり、パトカー3台も来てたし、レッカー車まで。そんなに大した事故じゃなかったのにね。救急車も来てなかったし。皆、暇だったのかな?

たぶん、今よりこの頃のほうが面白い小説を書いていたと思う。文章とかは今のほうが少しはマシだろうけれど、あの頃は本当に「書かずにはいられない」という気持ちで書いていたから。今はもう、その「つまらないオバチャン」でいいと思ってしまってるから、何かを書きたいという強い思いもない。読めればそれでいいと。そして、私が読みたいものを書いてくれる人はいるから。そんな私はもう作家とは呼べなくなっている。






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