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Little Eden



7月23日水曜日

昨日は出だしが悪かった。
学校の怪談3を見ようと、新聞に書いてあった時間9:20があるってことで、それ目指して行ったら、8:20の次は10:25ときたもんだ。確かに変だなあと思ったのだけれど。
たどりついて思わず入口(サティの玄関ね)のポスターの前で「うっそー!」と叫んでしまった。
すると、エレベーターの前に座ってたおばさんが「こっちに来なさい、涼しいよ」って声かけてくれたんで、どーしよーもないから隣座ってブチブチことのてんまつを聞いてもらった。
おばさんも、まだ店が開いてなくて、一度家まで帰ってきて、また来たんだって。
話を聞くと、もともとこちらの人ではなくて、岡山から旦那さんの仕事の都合でこっちに来たんだって。
いろいろお話してたら1時間なんてあっというまにすぎてしまった。
上に行ってみるとすごい!もののけ姫の行列!
エヴァンゲリオンは8月16日だって。
錬司さんは散髪してすっきりしたし。
ああ、そうそう、映画は12時過ぎに終わった。
で、サティの自転車置き場の近くにある宝くじ売場で、昨日から発売のサマージャンボのくじを10枚買った。これも何かの縁ってね。
それから公会堂の横のガソリンスタンドでぢょぐちゃんにガソリンを入れてあげるんで、途中、高島屋の職場に寄った。
宝くじ残り20枚を買いに行ったら、一番のりだって言われた。
昨日はミヤコダさんも忙しくなさそうで、ちょっとお話できた。
それから5Fに行って化粧水買って、文具で原稿用紙買って、さて行こうかとエレベーターに向おうと歩いてたら、な、なんと、ミノウラ君に出会った。んー、まったく変わっとらんな、彼は。
「お久しぶりです」と言ったら「どちら様でしょう」なんて言うんだもん。
「たまには出てきなさい」と言われた。

さて、このノートも終りますねえ。
やっぱり書くことはいっぱいある。
あまりに毎日が充実すぎてて、なんだかクラクラしてしまう。
これを幸いと言ったらバチが当たるんだろうな。
今書いてる8月末の小説が早く書き終わってほしい。
350枚以内にまとめるのはちときついとは思うけれど。
せめて今月中には書き終えて、8月に入ってからは錬司さんに見てもらい、直すとこ直したいし、印刷もあるし、ね。
おまけにお盆までに会誌、出さなきゃならないし、さ。
あの神戸の小学生殺人事件じゃないけど、私も愛するオムニポウテンス様に祈りたい気分だわ。
どうか私が頑張れるようにって。お守りくださいって。
今のこの小説が富士見書房の方々に認めてもらえたら、どんなにいいだろう。それこそ、サマージャンボが当たるより嬉しいかもしれない。
んー、ちっとはサマージャンボも当たってほしいなあ。そしたらすぐにでもここで家を建てるのに、さ。
とにかく、次のノートも今以上にいろいろ書けれますように!!

今ではもう宝くじしか頼みの綱はない。小説はまったく一等は取れないし。私は結局はそれまでの人、開花させるほどの才能はないとわかってしまった。死ぬまでにはそりゃもしかしたらベストセラーも夢じゃないだろうけどねえ。でももう時間ないしね。もう頑張れない。






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