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Little Eden



6月1日日曜日

6月になってしまいましたワ。
ゆうべはアンジェリークをちょろっとやってみたけど、はっきしいってメチャはまりましたワ。
昨日はほぼ一日中、不思議の国のアンジェリークをやってたもんで、ゆうべの夢はアンジェの世界一色!
おまけにエネミー・ゼロもそれに加わって、はっきしいってうなされてしまった。
またしてもゲームにはまって小説が進まんかったらどーしよー。
とりあえず8月末だから、まだ大丈夫とはいえ、危ないよなあ。
ミスティよりはかんたんだから、ま、大丈夫とは思うけど。
エネミーのほうは失敗だったかもしんない。

さて、さっき、カナを錬司さんの実家に連れていく時、弟に出会った。
トラックに乗り込むところで声をかけたんだけど、これから東京に行くんだって。わー遠いねーと言うと、いっつも東京だーっていうこと。長距離だもんね。事故だけはきいつけろよー。
でも、ゆうべ朝日町で飲んだもんで、かったるそうだったわよ。
久しぶりに顔をマジマジと見た感じ。
あーあ、宝くじでも当たったら、ポーンと一千万くらいあげたい気持ちになってきたよ。
もっと様子見に行かんといけんかなあ。
とりあえず有名になりたいなあ。
こんなこと言ってるだけじゃだめかなあ。
ファンタジー大賞はボロボロと気に食わん箇所が出てくるし、書き終わった時は、こりゃ名作だーなんてひたってたけど、なーんかムリっぽそう!
あっという間に今年も半分が終わろうとしている。早いよなあ。

もし、父親が病に倒れなかったら弟は今どんな仕事してたんだろうか、と、たまに思うことがある。工業の建築科を優秀で卒業したから、インテリアデザイナーとかそういった花形職業につこうと思えばつけたんだろうけど、もともとは機械をかまうのが好きだったわけで、ただ、色弱のせいでその道は閉ざされて、それで建築を選んだわけだから、建築の仕事はしたいわけじゃなかったわけで。そんな時に父親が倒れたから、じゃあ代わりにと父親の代わりにトラックに乗ってくれたわけだ。ただ、そのトラックの仕事で父親は身体を壊したんだから、息子である弟も似たような病気になることも考えられたわけだ。でも、その頃にはもうトラック以外の仕事はなかなか選べなくなっていた弟だった。それはまあうちの旦那さんだってそうだよね。結局、錬司さんも運転手してるわけだし。弟は今は心臓に爆弾を抱えてる状態。どうか弟をお守りくださいと祈るしかない。あれでもやっぱりたった一人の兄弟だからね。






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