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Little Eden



6月5日水曜日

とうとう明日からPOS始動なんだけど、1日から移行のため伝票類が変わってしまって、それにともない対応があり、しかも月末処理もしなきゃならないってなことで、目の回るような忙しさだった。
で、昨日、月末のインプットが終わってしまい、やることがなくなってしまった。伝票の整理でもするか、と思っていたら、1日からの売上をPOSレジに打ち込む作業の手伝いをすることになり、やりました。
でもそれも4日分までのこと、6日からはPOSなので、伝票も激減するので、帳合係としてはほとんど用なし。
ま、そのかわり、POSの教育が始まるんだろうけど、さ。
5月の契約の時、人事のナカシマさんが相手をしてくれたんだけど、事務のパートさんでも売場に行かされるんじゃないのか、と不安がってる人がいるが、私もそうなのか、と聞かれて、その時は、まだ実感がわかないから別に不安には感じてない、と答えた。
しかし、さすがに最近、特に昨日あたりから、やはり私も売場に行かされるんだろうか、と、とっても不安な気持ちになりだした。
そして、ミウチさんに、たとえそんなことになっても、だから辞める、ということはしない。やってみて、どうしても合わないなら辞めるかもしれないけど、とにかくやるだけはやる、なんて言ったけれど、ああ、売場に出るくらいなら、やっぱりあっさりと辞めるべきだろうか、と。
小説をするつもりなら、それもまたいいんだろけど、とうぶん家は諦めなきゃならないし、でも近いうちに建てなきゃ、なんて考えたのに…いたずらに辞めるのも考えものだしなあ、後悔したってまた戻るってわけにはいかないだろうし。バイトとしてしか戻れないだろうしなあ。それも事務ではなくて売場だろうし、それじゃ辞めた意味がないもの。がまんして辞めないほうがましだよね。
あーあ、この先どうなるんだろう、私。
来月は私の33歳のバースデー。不安がパーッとはれるようなことないだろうか。
そうそう、10時半頃、またしても事故があったよ。

まあ結局は売場移動の話が出る前に辞めてしまったわけだ。まあ、話が出てから、だから「辞めます」っていう形ではなくて、あくまで姑が子供を見てくれなくなるからという理由で辞めることにしたわけだけど。それは辞めるための言い訳にした。本当の理由は売場に行きたくないから、だし。だいたいが、入社当時からして、接客教育の段階で私には無理だと思って本気であの時に辞めるつもりだったのが、事務だからと言われて、それならやってみようとなったわけだし。もともと接客ができない自分が売場に移動になってもやっていけるわけがない。そこのところをミウチさんはわからなかったわけだもの。なにが「君ならやっていける」だよ。私のこと全然わかってないくせに。そんなミウチさんも今はどうしてるかなあ。けっこう昇進していい身分になってんだろうなあ。もう50代後半だしね。






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