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Little Eden



5月12日日曜日

昨日というか、昨夜の雨が嘘のような晴天の今日はちょっと肌寒くはあったけれど、とっても良い運動会日和だった。
ただ、去年は流れてしまってたので、様子がわからないので、入場行進からぜひっていうのを絶対っていうわけではないと勝手に解釈して遅れていったもので、先生方に迷惑をかけてしまった、おかーさんにも。
でもまあ、30メートル走もしたし、踊りもしたし、行進もなんとかまにあったし、けっこう楽しかった、疲れたけど。

キタヤマさんとの口論というのは、もちろん、カナの事なんだけど、この間の朝食の時、カナがサラダを食べないので、無理に食べさせようとしたことと、そのために時間を取られたことを話したら、お説教されてしまったの。
無理強いしてはだめ、だと、嫌いなものを無理に食べさせようとすると、もっと食べなくなる、食べやすいようにしてやるのが本当の親の務めだ、と。
そう、そうなのだ、それはよーくわかっているのよ、私にも。
でも、朝の忙しい時、夜の仕事から帰ってからのこと、サッとできる人にはちょっとしたものでも料理できるかもしれないけど、私にはそれができない。そんな手間がかけれない、とか、とうとうと述べたけれど、それはやっぱり自分の事しか考えてない、と、ズバリ言われて、図星なのでショックでムッとしてしまった。
そう思うこと自体が恥なのだけれど、人間の気持ちなど、自分の思う通りにいかないものなのよね。
なんで親の気持ちは他人はわかってくれないのだろうか、と、悲しくなってきた。またしても涙があふれそうになってつらかった。
私だってわかっている、やろうと思えば、その気さえあれば、どんなに忙しくても、なんでもできるもんだっていうことは。
これがタゴさんに言われてたら、というか、タゴさんたちみたいに正社員の上に家事も自分でこなしてる人に言われてたら、もうちょっと素直になれてたかもしれないけど、確か、キタヤマさんは子供さんが小さい時は主婦してたんじゃないかしら。
家にいる人は、そういうことはできるわよね、なんて思ってしまっちゃうわけなのよ。
だから、私も仕事か家庭かどっちかにすれば、こんなじゃないかもしれない、なんて言っちゃったけど、今度は逆にフォローするような言葉をかけられるし…。
仕事してればしょうがないよね、とか、あなたは正直なんだよ、そういうふうに悩むのは、ね、とか。
正直ーっか、いい言葉だよね、こうじゃなければいけないっていう私の理想があって、だけど、そうはならない、それは自分自身のせいだってわかってて、だから苦しむ。
やっぱり不器用なのよ、そうじゃないって言ってくれるけど。
苦しみたくないのに、なんの後ろめたさを感じずに好きにやれれば、どんなに気持ちいいだろうに。
だけど、そんなキタヤマさんとも今月でお別れなんだよね。
このままではなんだか住所も教えてもらえそうにないし、本当は教えたくないんじゃないかって思ってしまう。
私の悪いクセだよね、他人の心の中までズカズカ入ろうとするのは。
その人の気持ちをとことん知りたいっていうのは。

私はやっぱり家庭とか子供とかを持つべきじゃない人間なんだろうと思う。そのせいでいろいろ苦しむわけだから。だけど、私は一人で生きていくスキルはない。だから、結婚したわけだけど。どちらのリスクを我慢できるかってことだけなんだよなあ。ほんと私って人間は最低な人間だなあって思う。






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