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Little Eden



4月7日日曜日

今日はね、帰りの汽車で変なおじさんに会った。
座ってた隣にいた人なんだけど、50過ぎぐらいかな、本を読んでて大篠津…じゃなくて中浜駅を過ぎたくらいで、なんだか言ってるのよ、それがどうやら私に何か言ってるみたいなので、思わず「はい?」って言ったの。
そしたら「あんたの手はえらいきれいだね」だって。
何かしてるのか、と聞くもんだから、何もしてないって言ったの。
あげくの果てに、手ぶくろして水仕事してるんじゃないか、とか、何もしてない、おじょうさんか、と思ったとか。
確かに自慢の指ではあるけれど、昔からなーんにもしてない女だと思われるのがすっごく嫌だった。(ま、確かにしてる、とはいえないかもしれないな)
水仕事してるかもしれないけど、針仕事は皆無だもんね。

そうそう、四番目の義弟くんとこから祝返しが返ってきて、タンブラーだったんだけど、なーんと子供の名前、びっくりした、な、なんと…「騎士」って書いて「ないと」っていうんだって。
私は負けたーと思ったよ。
しかしその名前、あまりにもゴロがよすぎて、私にはできないことだった。ほんとはハヤトという名前つけたかったんだけど、それも、やっぱりゴロがよすぎてつける勇気がなかった。

昨日、ビールを頼もうと、お酒売場に行ったら、クワガキさんは接客してるし、パートのタニグチさんはお客さんについて駐車場に行ってしまうし、ボーッと待ってたら、クワガキさんが接客かたわら「ビールですかー、出しときますよー」って言って下さったんで「お願いしまーす」と言って、そこから離れた。

正社員だったクワガキさんは事務から売場に移動になったんだよね。そりゃもう私も売場に移動も時間の問題だと思ったものだったしなあ。

汽車で話しかけられたことはよく覚えてる。どんなおじさんだったかまったく覚えてはないけれど、手の事をほめられたことは覚えてるし。今はもうそれなりに年食った手になってしまったけど、私の手は自慢の手だった。すーっと長い指に白魚のような白さで、確かに「お嬢様」って感じの手だったから。それは自他とも認めるものだったし。それを私の息子は受け継いでいる。だから、息子の手を見ると、昔の私の手にそっくりだなーと思う。私は子供の頃からピアノを習ってて、その手でピアノを弾くのは優越感に浸れたものだったし。まあ、息子はそういうのには興味持ってくれなかったけれどね。でも、習わせたら興味持ったかもしれないとは思う。ただ、ピアノのレッスンはお金かかるから、とてもじゃないけど習わせる余裕はなかったなあ。私の時は母が私を将来保母さんにしたかったからというのもあってピアノを習わせてくれたんだけどね。息子自体が強く習いたいと言えば考えたけれど、そんなふうにもならなかったし。もっとも、うちにはお金ないっていうのは本人もわかってたから、それで言い出せなかったというのもあるかもしれない。まあ、すべてはただの推測でしかないのだけど。

それにしても。本当は息子の名前には中学の時に好きだった、転校してしまった人の名前をつけたいとは思ってた。昔から。大人になって自分の子供が男の子だったらその名前つけようって。ただ、錬司さんの名字とその名前とを組み合わせたら、ちょっとゴロが良すぎて変な感じなもんで、つけることができなかったんだよね。で、それと似たようなゴロの良さになってしまったのが義弟の子供さんの名前。でも、今思うと、そのゴロの良さってそんなに違和感ないかなあって。まあでも、私の息子の名前は今では最高にいい名前だなあって、名前つけた私自身で自画自賛してるんだけどさ。(笑)






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