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Little Eden



1月21日日曜日

昨日、朝、新聞を見忘れてたんだけど、帰ってから見てびっくりした。
その前の日、19日(金)に、おばあさんが(幸神町の)JRにひかれて死んだ、という話は、おかーさんから聞いてたけれど、その事が新聞に載っていた。
なんと、いつも私が乗るはずの高松町を9:00に出る3両編成のやつがひいちゃったらしい。
そのせいで20分足止めをくらったらしい。
あの日、JRで行ってたら大遅刻だったんだ。
たまたま、あの日は錬司さんが遅出で、JRに乗ろうと思えば乗れたけれど、送ってもらったのよ。
今さらながら運がよかった。ツイてたんだよね。

それから、今日も乗せてもらって出社したんだけど、昨夜は久々に錬司さんは遊びに出て、とりあえず午前様にはならなかった。
その時にコナミさんについての情報を聞いてきたらしく、今朝の通勤途中に聞かせてもらった。
アキトくんの話によると「さまよい」に来ていたある人が彼女ととても仲良くしてたらしく、その人が父親じゃないか、と。
その人は妻子持ちらしく、ああ、それなら結婚してないのもわかるな、と思った。
そんな話を聞いたら、今日は一日中、彼女の事が頭から離れなかった。
その人の人生はその人のものであって、他人がとやかく言うことではないんだろうけど、私は悪いクセで、ついいろいろ思いをめぐらせてしまう。彼女の気持ちとか、ね。
好きだからつきあったんだろうし、好きだから子供も産んだんだろうと普通は思うよね。
誰だったっけ、男はいらんけど、子供はほしい、なんて言ってた人がいるけど、彼女はそうじゃないと思う。
本当の事情は本人にしかわからないから、どうして子供を産んだんだろうと思うけど、もしかしたら離婚して彼女と結婚してくれるのかもしれないし、そうだったらどんなにいいだろうね。
うー、本当に悪いクセだわ、ついつい二人の愛の日々を思い描いてしまう。そう、自分の時の事を思い出してしまって、それに重なってしまうのよね。私の場合は相手が一人だったからよかった。
アオキさんにしろ、彼女にしろ、好きになった相手が一人じゃなかったってことに悲劇があるんだろうけど。

少女の頃、彼女が大好きだった。いつまでも一緒にいたかった。
きっと普通に結婚して幸せに暮らしていれば、こんなせつない気分にはならないんだろうけど、やっぱり彼女の歩み始めた道は世界が、世間ではちょっと違うことになる。
だから、彼女の気持ちが、いったい今はどうなっているんだろうと考えてしまって…。
年賀状に書かれてあった「カラオケしましょう」という言葉がそのまま受け取ってしまっていいのか…。
子供の頃と私はちっとも変ってないのよ、あなたは私にとって憧れの人なの。
いつまでもいつまでもそばにいたかった。
もし、あなたが男だったら、ためらわずアタックするだろうし、もし、私が男だったら、どうしてもあなたを彼女にしたかっただろう。
女同士だからこそセーブできてるんだけど、ほんと、それくらい好きだったのよ。こんな気持ちを持てる人は、あなたと、おそらくトミーの二人だけだろう。
だけど、これからあなたに接するのがちょっと怖い。
どうしたって子供がいる、という事実は曲げられないし、結婚してないっていう事実もあるから。

ああ、青い空、余子小の校庭、石ころ拾いをしながら喋り合った「11人いる!」の話、あの頃に戻れたら…皆で声優ごっこしたあの日々に。
あまりに似合いすぎる、今の私にこの曲、スピッツの「ロビンソン」は。
涙が止まらない…。






後に彼女の子供は私の息子が通う小学校に入学してきた。だから、親子ともども顔を合わせることあったのだけど。今から何年か前に彼女は結婚し、今ではもう一人子供がいる。私たちはもう50になろうとしているのだけど、まだ赤子だったよなあ。すごいよなあ。私にはとても今子供を産んで育てるという気力はないもの。というか、結婚した人は長女さんの父親なのか、それとも別の人と一緒になったのか。まあ、別の人と一緒になったというなら、その人の子供を産んであげたいという気持ちもわからないではない。優しそうな旦那さんだったから、連れ子だったとしても分け隔てなく愛してくれるんだろうなあとは思ったけどね。






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