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Little Eden



11月19日日曜日

もうひとつ書きたいことあったのに、あと10分ほどで書くようなことではないのよ。夢にまつわる話だから。
ほんというと、だんだん日々が過ぎていくので、生々しさがなくなっていくのよね。今晩、眠らなかったら書きましょう。

起きてました。
この間、見た夢、何の意味もないのかもしれないけど、妙に気になってしょうがなかった。
イノウエのおばさんが出てくる夢で、イノウエの古い家におばさん一人でいるのよ。でね、井戸も埋められてて、あの南側のお庭がすっかり草木がなくなって、確かコンクリート敷になっていて、きれいになってるの。
で、おばさんは家の中でTVを見ているのよ、一人で。
私は、なぜかおばさんに、うちの店で、たぶんローズ作戦かなんかのくつを買ってよ、とすすめてるの。で、おばさんが乗り気になってくれるんだけど、実際に来てもらってサイズを合わせなきゃ、っていう話になってるの。
でね、考えさせられたのよね。
いつもいつもおばあちゃんに助けてもらってありがたい、とは思うんだけど、もっと、おばあちゃんが若い頃に、おばさんにやさしくしてあげていたら、あるいは、おじいちゃんがもっとやさしかったら、今の確執はなかったんじゃないかって。
自分がね、嫁の立場になってみてわかったことなんだけど、うちのお母さん(実家の母のことね)みたいに、自分に自信があって、やるべくしてやることはちゃんとやって何でもパッパとできる人にはわからないことだろうけど、話しにきくおばさんのお嫁に来しなの話は、私もまるで私みたいって思うもの。
たぶん、おばあちゃんたちには目に余るものがあったと思うよ。
だから、気に入らないから、冷たかったに違いないと思う。
そんな状態がずーっと続けば、おばさんも性格変わってくると思うし、なにもかも悪い方に考えてしまうようになる。
で、あげくの果てに、おばあちゃんたちを憎むようになると思うよ。
だから、寝たきりになった時、お金もうけのために仕事休まずに、うちのお母ちゃんたちに見させてた、なんてことになってるけど、もしかしたらそうじゃなくて、ただ一日中一緒にいたくなかっただけかもしれない。
なんとなく、その時のおばさんの心境が私にはわかる、というか、今になってわかってきた、と思う。
うちのお母さんとか、タエコおばさんとかにはわかんないことだろうな。
だから、こんな仲たがいになってしまうんだ。
せめて私だけでも、おばさんをわかってあげたいとは思うけど、兄妹たちの仲は元には戻らないだろうなー。
イノウエのおじさんも、たぶん私と同じ気持ちなんだろうと思うよ。
おばさんに一番近い人だったから、よくわかってると思う。
それで、自分の妹たちの仕打ちを、今はたぶん憎んでるだろうな。
なんだかとっても悲しくなってしまう。
もうあの古い家には行けれない、と思うと、とてもつらくて悲しいし、どうやらそのせいで、オサムおじさんたちとの仲も悪くなってるみたいだしね。
どうなるんだろうね、うちの実家とイノウエの確執は。これからずーっとこのままなのかな。

たぶんもうずーっとこのままでしょ。それはもうしょうがないよね。

おばあちゃんに助けられてっていうのは、もちろんおばあちゃんはずいぶん昔に亡くなってるんだけど、私が手術した時とか、何か身体的に痛い思いとかしている時に、心で「おばあちゃん助けて」と祈れば、なんとなくいい方向に変わっていったこともあって、それでなんとなくおばあちゃんに助けられているんだと思うようになっていったんだけど。
ただ、母から聞いた母たち長男の嫁の話、つまり私の伯母の昔の話を聞かされて、もっと私が子供の頃は「おばさん良くない」と思い込まされていたのだけど、今になって自分も伯母のようなとこがあるということに気づいて、それもあって、おばさん、実はそんなに悪い人じゃないんじゃないかと思うようになったわけ。
舅や姑に対してあんまりな仕打ちをしてたというのも、自分自身が嫁いできた頃にひどい仕打ちをされてたから、それでそんなことになってしまったんじゃないかって。
まあ、ひどいことされたから自分もするんだっていうのは間違ってはいると思うんで、それはそれで互いに自業自得ではあるんだろうけれど。
それもあって、私自身もおばさんの二の舞にはならないように気を付けないとなあとは思った。私にだって思う所はいろいろある。けれど、それを相手にそっくりそのまま返すということは絶対しちゃいけないなあって。
オサムおじさんちとうちの実家が絶縁状態になっているのは確かにイノウエのおじさんたちのせいでもあるんだけど(財産のことでハンコ押せだの押さないだのといったことで)、私の嫁ぎ先にも問題があって、それもあって仲良かったうちの実家とオサムおじさんちが疎遠になったというのもあるし。それを理由にイノウエおばさんがやったような仕打ちは私はしたくない。それでも心の底では許しはしないんだけど。それはもうしょうがないよね。






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