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Little Eden



5月11日木曜日

いろいろな事があったのに忙しくて、あるいは起きていられなくて書けなかった。
まず、新しいところから、昨日、私と錬司さんは日御碕、大社にドライブしてきました。私が集めたCDでテープを作って、それが聞きたいがためのドライブでした。
とても良い天気で暑いくらいだった。
カナを8時半過ぎに保育所に連れて行き、その足で直行した。
ほんとに久しぶりの事で、とても嬉しかったし、楽しい一日だった。
けっこう歩いて運動にもなったし、グラスボートにも乗った。
ちょっと気分は悪くなったけど…。
ジャスコだったっけ、ザ・ナックのCDは手に入ったし、そう、あの思い出の曲「マイ・シャローナ」の入ったアルバム。
錬司さんは8日に済生会で検査を受けて、急性胃炎になってると診断され、それから一週間は食事制限を受けている。
仕事もずっと休んでいる。だから本当はドライブなんかしない方がよかったんだとは思うんだけど…。
3、4、5日は、おかーさんは広島に行ったのです。
で、3日はお母さんに見てもらい、4日は錬司さん、5日は私がっていう事になってたのよ。でも、実際、おとーさんが5日から休みだったのが4日からになって、4、5日をおとーさんが見てくれた。だから、4日は錬司さん、遊びに行くし、5日は私も「アウトブレイク」を見に行ってきた。
そうそう、その錬司さんの休みの事で、この間、キタヤマさんにとっても辛口の意見を頂戴して、思わずウルウルになってしまったのでした。
今度、会社から私に電話がきたら、私はわかりませんから本人に言って下さいって言ってやる、なんて言ったら、さあ、たいへん!
実際、本当に言うかどうかなんて本人もわからないんだけど、まあ、私自身がそんな考えでいること自体がいけないんだ、と思ったんだろうね。主婦の先輩として、これはひと言、言わなあかん、と考えたんだろうね。
そんな事は思ってても絶対言うもんじゃないって叱られた。
主人は主人、私は私、という考えはおかしい。ご主人の責任は奥さんである私にもあるんだ、という事を忘れたらダメだ、と。そう、私もわかってはいるんだけど、なんだかとっても理不尽なような気がするんだよな。それはやっぱり私が子供じみた考えしか持ってないから、だと思う。
キタヤマさんやアダチさんはほんとに大人だ、と思う。
みんな人の親なんだから、そんなんじゃいけないって言うけれど、私はみんなのようになれない。
でも、どうしてみんなと違うんだろう。やっぱりそれは私が人とは違っていたいって思ってるからだろうか。
そんなこんなと考えていくと、いったい私はこれからどんな風になっていくんだろう、と、いつまでたっても昔と変わらない自分を自分でみつめて考えてしまう。
今日の職場会で、確かに前から叫ばれてた事ではあるけど、昔と同じではないのだ、今働いてる所は、と認識すればするほど、将来に対する不安と、今はなんとかやってるけれど、果たしていつまで元気にここで働いていられるのだろうか、と考えてしまう。なんだか、それにも似たような状態だよね。
変化する事が苦手な私としては、つらいことではある。
確かに初めよりは案外楽しんで仕事してるっていうのも事実であることは本当の事だ。それでもやっぱり辞めれるものなら辞めてしまいたい。アオキさんのように、変わりたくないのに変わらさせられた、と私だって言いたいわよ。
それに、私は移動した事ない、ですって?今回のが移動でなかったら、いったい私は何のために泣く思いをしたというのよ。
あなたみたいな人を身勝手な人、というのよ!
人の気持ちをもっと考えてみなさいよ!!
今のあなたの顔、とっても醜いわよ。何があなたをそうさせたのかしらないけど、昔はそんなじゃなかった。
顔つきが変わってしまって別人みたい。

ああ、とうとうまた終わってしまった。
いつまでたっても私はこのままなのだろうか。

キタヤマさんに叱られたことは、実は今でもほんのちょっと私は間違ってないと思ってたり。旦那さんの会社から奥さんは何やってんですかと旦那の会社の人が私の会社まで電話してきて私のことを叱ってきたというのに腹を立ててしまったことからの言動だったのだけど、こっちとしては私が出勤したあとのことはわからないわけで、本人は出社したと思ってるところに旦那の会社から私の会社に電話がきて「どうなってんですか」と言われてもなあ。どうして旦那の会社の人に叱られなきゃならないのか私には本当に理不尽だとしか思えなかった。今でもだけど。だから、私じゃなくて本人に言ってよって言いたくもなる。言わなかったけれど。まあ、それもどんなに電話しても本人は寝込んでしまってるから出てこなくて、それであっちも腹立ててしまったとは思うんだけどさ、出てこないならもう出てこないんだから、それを私に言ってきたって、私だってどうしようもないじゃない、仕事出てんだから。家にいてそれでどうにかしろって言うならわかるけど、出先で言われてもなあ。うん、やっぱおかしい。てか、どうもその時の上司は本当に変な人だったらしい。そいつと錬司さんは険悪だったらしくて、それのせいで錬司さんは身体壊したようなもんだから。

ということで、NO.23はここまででおしまい。






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