４月１日土曜日

新聞に、星を見るのに一番適する土地は鳥取で、全国で一番なんだって！
すごいじゃない。一番だよ。特別な所に住んでるって事だよ。
人とは違っていたいって願ってる私としては、嬉しい限りだね。
だけど、最近、というか、もうずいぶん前から星を見るっていう事してない。
時々、思い出したように夜中に、ちょこっとベランダに出てみることもあるけど、たいがい冬になっちゃうから、寒くてなかなかずっと外にいられない。
時には一番好きな秋に見れる事もあるけど、これまた時間が遅すぎて、ちょっとの間しか浸れない。
どうしてこんなに急かされなくてはいけないのかしら。
昔はあんなにたくさんあった時間なのに、大人になるとあまりにも時が過ぎるのが早すぎる。
いろいろな事に思いを馳せたいのに、それが叶わない。
一日一日を一生懸命生きる事はいい事だ、とは思うけど、それだけで人生を終わってしまいたくない。
それは誰でも願ってる事だろうけど、人は果たして私と同じ苦しみを、悩みを抱えているのだろうか、と、考えてしまう。
たとえば、アダチさんがよく登社拒否しそうだ、とか言うけれど、態度には全然でないから、本当にそんなに悩んでるのだろうか、と思ってしまう。
明日からスギタニさんが連交休に入るんだけど、またしても大丈夫だろうか、やっていけるだろうか、と、こぼしてたけど、私から見ればなんでも知ってるみたいなのに、そんなに不安に感じるのだろうか、と。
やっぱり、私より何倍も大人なんだな、と思う。
ああ、もうすぐでカナの入園式の日が来る…。