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Little Eden



3月8日水曜日

まず掘り出し物の話を。久しぶりにアーケードの米子文庫に行ったら「ふしぎの海のナディア」の私がほしいと思ってた曲の入っている中古CDを¥500で手に入れた。ついでにアマデウスのテーマ曲、モーツァルト交響曲第25番第一楽章の入ったのも¥500で。
そーよねー、それっくらいの良い事なくちゃ、ここ数日の私の苦しみは並大抵じゃなかったんだから。しかも、これからずっとの事なんだからねー。
さて、昨日は8時過ぎにおかーさんからの電話で、8度過ぎの熱が出始めてとーとーダウン。
思わずヤッター、仕事に行かなくてすむー!!
そりゃ手放しでは喜べないけど、ホッとしたのも本当の事だもの。
天気は良いし、おかーさんの自転車で、カナちゃんとドラッグストアに行った。よかったことに火曜日だったけど、やってたよ。
帰りは実家に寄って5時までいた。
お母さんも民生の集まりで仕事休みだったらしく、4時頃帰ってきたし。
コードレスホンの上等のやつが来て、つけてもらってた。
仕事変わった話しして、ヤダよー、という話したら「いるだけでお金もらえるだけん、気にすることない」と、こともなげに言われたら逆にすーっとした。
おかーさんに言った時は「お前にはできんわー」と言われたからなー。確かに普通ならそうなんだけど、辞めるわけにはいかないもんねー。イヤでもしなくちゃいけんだもん。
今日、サトウさんにも「ここは電話多いからねー。イヤンなるほどだよー。テンコさん、頑張ってねー」って言われた。
今日なんかまだいい方だったもんねー。この間に比べたら。
ああ、でも伝票は山のように残ってるよなー。
でも明日は保育所にカナを連れて行かなくちゃ。
それもまたユウウツのタネではあるけれど、電話番よりはまだマシだな、と思える。
だから、あさってはゆっくりできるといいな。

実際、電話対応はとんでもないことさえ起きなければ、大抵はマニュアル通りにすればそんなに難しい仕事じゃなかった。私は臨機応変のできない人間なんで、マニュアル以外のことを聞かれたらちょっとしどろもどろになってしまい、それを取り繕うことができないんで、それで電話ってほんと苦手だったのだけど。今でもそういうところがあって、たとえば電話会社からこれこれこういうプランがあって…と説明受けて「どうですか、変更してみませんか」と言われても、それについて自分で決めることができない。それは私がそのことがよくわかってないから答えられないわけだから、それについて勉強して知識でもつければいいんだけど、いかんせん興味ないことはどうしても頭に入ってこないんだよなあ。そんなヤツが小説書くなんて、そりゃプロになんかなれるわけない。書けないことはないけれど、薄っぺらい内容の小説しか書けないということだ。もっとも、こんな私ではあっても、人の心に関する内容は自他とも認める描き手だと自負してるので、そういった内容の小説なら得意なんだけど。






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