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Little Eden



9月7日水曜日

今日、押し入れの整理をしていたら、昔のカセットテープが出てきた。すんごい貴重なのが2本!それこそ20年くらい前にテープレコーダを買う前に持ってた、教材で買ってもらった、えーと、マイティーチャーだったっけ、名前忘れたけど、紙みたいなものに録音できたやつにとった家族の歌やら、小学校の時の友達が家に遊びに来た時にとったやつなど、涙が出るくらい懐かしいのが出てきた。
聞き返してみて笑えるのあり、涙出てくるのあり、で、その中で一番私にとって嬉しかったのが、メッコに貸したまま(確か)もう戻ってこない「エースをねらえ!」のレコードから録音した2曲の曲が入ってたのをみつけたこと。ミキシングして私の歌も一緒に入ってるんだよね。それから、小学校の時の弟の歌と声が入っていること。ふざけて泣き真似してみせたりした時の声が、すごい!カナタにそっくりなの。やっぱり、カナの声は私や弟に似たんだなって思った。

ということで、今日は弟の事をちょっと。

私にとって一番理解できない人間が、この弟である。子供の頃はそれなりにかわいい子だって思ってたけど、だんだん何を考えてるのかわからなくなってしまって、疎遠になってしまって現在に至るのよね。さすが数学がよく出来るだけあって、合理的に物事を考えてるなあって思うことあったけど、時々、何かかみ合わない事を言ったりして、変に強情になったりすることあった。自分が正しいって思ったらもう絶対譲らない。自分の父親だけには似たくないって言ってたくせに、それってお父さんそっくりな証拠なのにね。
私はもっと弟と話をするべきだったな、と後悔してる。だけど、どうも彼は私に弱い所を見せようとしないんだもの。お母さんなんかから、弟がこんなこと言ってた、あんなこと言ったってのを聞くと、えー、あの弟がそんな子供っぽいことをー?なんて思うもの。それってやっぱり私が頼りないからなんだろーな。でもま、弟の事はけっこう書いてるから、そんなに詳しくしなくてもいいか。

じゃあ、その弟によく似てる義弟のことにしよう。

まさに彼は私の弟と実の兄弟じゃないかってくらいに私から見て性格が似てる、と思う。一番は外面がいいっていうこと。内弁慶とも言う。それは私のことを本当の家族って思ってくれてる証拠なんだろうと思うけど、最初の頃はつらくて一緒にいたくなかったよ。今でも苦手ではあるけど、もーどーでもいーやー、右から左ーって思うようにしてる。ポンポン人の気にしてること言うかと思うと、猫がすごく好きで、死んじゃった時にはおいおい泣いたとか、なーんか変なのよね。でも、やっぱり自分がいいって思ったもの以外は絶対受け付けないとこなんか、弟みたい。でも、それって姑もなのよね。
気持ちはわかるけど、だけど素人のやる音楽より、有名な人の音楽はいい…そこまでなら許せるけど、素人のは音楽じゃない、クソみたいなものだって言って、うちの母がママさんコーラスしてるのわかってるくせに、そんなこと言うのだけは許せない!!いくら心の中で思ってても、人に言うもんじゃないわよ、そういうことは!いくらいい事を言ったって、そんなこと言う人には幻滅しちゃうな。でも、そういう人に限って他人には好かれる術ってうまいのよね。アオキさんに然りだね。どーせ、私なんて世渡り下手ですよ。いつかそういった人達を見返せる人間に絶対なるんだから!!見とれよ!弟、義弟くん(←くん、なんてつけるあたりにやっぱり気の弱さが出てる…)アオキさん!(←さん、も^_^;)

カセットテープ、まだ聞けるかなあ。一応再生できるレコーダーはあるけどね。ただもうテープに録音したものは聞くことはないと思うし。いずれは捨てなきゃならないだろうなあ。

弟の成長していく姿を見てきた私としては、時々ずいぶん昔の私と弟のことを思い出してはすごく切ない気持ちになる。まだ私も弟も小学生の時に子供の国でアイスを持って笑っている姿が写真に収められているのを見ては、こんな時があったんだよなあと、あの頃のことを思い出してはもう二度と戻らない時を懐かしく思って。それと同じような気持ちを息子の子供の頃の写真で思うこともある。こちらはまだそんなに昔のことじゃないんで、弟のことよりはそんなに切なくはないのだけど、そのうち似たような切なさに囚われることもあるだろうね。

あと、義弟のこと。義弟だけじゃなく、私実弟に対しても「見返したい」という気持ちだけで作家になりたいと思ってた時期もあった。けれど、今はもうそんな気力も出ない。なかなか情熱なんて長続きはしないよなあ。それだけ私は普通人だということだ。






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