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Little Eden



8月27日土曜日

今日は3年前、彼女から贈られたCDを聴きながら、もう二度と返らない友の事について考えようかなと思う。私はただの悲劇のヒロインになろうとしているだけなのかもしれない。ただ、もう今までのようなつきあいはできないと思うだけ。
今日帰りにやよいの一階で、彼女によく似た後姿の人を見かけた。もしかしたら本人だったかもしれない。声をかけることができなかった。
だけど、だけどね、たとえ私とのつきあいがなくても、彼女にはけっこう友人がいるじゃないかと思うんだけど。私はひとりで勝手に親友のつもりでいた。けど、彼女はどうだったのだろう。私は中学の頃のF&Iの事があるから、はっきり言葉にして確かめたことはなかった。怖った、確かめるのが。でも、あの時、言いたい事を言ったせいで、こんなことに本当になるとは。
ぶつかってみて離れていく友ならそれまでで、本当の友ではないと昔から言うけど。
まさかほんとにこんなに疎遠になってしまうとは思わなかった。たぶん、彼女はいつまでも私の電話を待っているのだろう。本を私に貸しているから、必ず連絡があるだろうと。
ああ、彼女の心がまるで自分の心のように手に取るようにわかってしまうのが悲しい。

たぶん、罪悪感から彼女に今また連絡を取って、白黒はっきりさせようとしたら良くない結果になるだろうなと思う。彼女は決して私を許しはしないだろうから。過去の諍いをうやむやにしたままでのつきあいはできるだろうし、それをすることが大人な付き合いだろうとも思うし。もちろん、それはあんまりいい付き合いとは言えないから、私たちは昔には戻れないのだと思い、もう罪悪感を感じないようにしなくてはならないんじゃないかなあ。そうじゃないと、かつての同僚であるMちゃんとの間と同じようなことになりそう。






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