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Little Eden



6月1日水曜日

なんて言うか、ここのところ、小説のためにと昔の日記を読み返していたんだけど、シンゾウくんの事を書いている時のことを読むと、なんかすごく懐かしさを感じるなあ。
中学の頃にも戻ってみたいけど、高2の頃に一番戻りたいって今では思う。
この間、ローズ作戦にアダチさんと行こうとして、ちょっとカワノくんに似た人を見たので、あーどーしてるかな彼って思って見てしまった。カワノくんも私にとって忘れがたい人なのよねー。オフコースの歌をよくうたってた彼、「さよなら」を聞くと今でも彼の事が思い出せる。
あれから14年ー。あまりにも早く時がたってしまった。卒業してから一度も会ってない。
マナミもカマちゃんもミワもヒラマツも、今、この瞬間、どこで何をし、何を考えているのだろう。あの頃、同級生だった人達はみんな。そのうちのいったい何人が、私という存在を時々でも思い出してくれているのだろうか。
時々、そんなやるせない思いに囚われる。いわゆる思い出に捕まってしまう、という状態だな。
そうだよ、学生時代はたったの3年、たとえその前の中学を入れてもたったの6年なんだよ。ああ、短大入れても8年だよな。でも、社会に出てから10年、10年間、同じ人間、同じ職場に身を置いて、きっと私は息が苦しくなってきたんだと思う。
だけど、自分が辞めない限り、辞められない。
だけど、あの場所を思い出にしてしまうのも嫌だ、と思う気持ちも本物だと私は気づいている。

そんなことを書いてからさらに10年以上経ってしまった今。すでに昔の職場は想い出の場所となってしまった。今の職場もすでに6年(この時2011年)が経つ。また10年くらい経ったら、以前と同じように息がつまってくるようになるんだろうか。ただ、昔の職場とは違い、今の仕事は嫌な仕事じゃない。むしろ好きな仕事だから、まだ続けていけると思う。今のところは。これも人の心は変わるし、以前の時と同じで環境というか、仕事内容が変わってしまったとしたら、わからないことではある。実際、少し前に今の部署から以前いた部署に変わってくれないかと言われ、私はそれを断った。前の部署に変わったとしたら、私は辞めるかもしれないと思ったから。でもまあたぶん辞めることはしないかもしれないけど。






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