５月２日月曜日

セナが死んだ。朝のニュースでそれを知った。あのＦ１レーサーが死ぬってことがあるなんて、考えてみたこともなかった。あまりのショックに「エッウソッ！」と大声を上げて、カナにびっくりされてしまった。
ゴールデンウィーク第一日目（今日が私の）夕方５時すぎごろ、カナと一緒にたけのこもって実家に行く。
聞けば今日の昼間、レイコさんと私の弟は二人で来たらしい。
だけど、マユちゃんは連れてこなかったそう。連れて来てやれば良かったのに。お父さんはきっと楽しみにしてると思うのに。明日、米子に帰るって。お母さんは、淋しいもんだぞー、向こうに取られたみたいだ、なんて言ってるし。（向こうの親にだよ）なんだか二人ともかわいそうになってきた。
「それでもおまえが、カナを連れてきてくれるからいいようなもんだ」なんて、私もあんまし連れて来んがねー。
最近思うんだけど、私ってもしかして嫁ぎ先のおかーさんにも実家のおかーさんにも、すっごくひどいことしたのかもしれない、と。
私はもしかして、すごい親不孝な人間なのでは、と思う。
今回のレイコさんの出産の時も結局は向こうのおかーさんがやって来ちゃったし、私の時もぜんぜんタッチできなかった。それを思うと、二人目の子を産まなくてはならないかなーとも思う。
でも、でもね、これは私のわがままかもしれないけど…ううん、わがままだけど、カナとその下の子比べるのは、そして比べられるのはイヤなのよ。お義兄さんたちのミユキちゃんとノンちゃんがそーでしょ。そりゃまったく同じ姉妹なんてきもちわるいだけだと思うし、上と下が正反対っていうのがそれぞれの個性だとは思うけど、おかーさんの二人のことをあれだけ差つけて言うと、やっぱり怖いもんがある。
だから考えてしまうのよね。二人目ができたとしたら、もうきっと仕事なんて辞めなくちゃなんないし、ああ、なんとか今の生活から脱出したいけど、ほんとはすごく自分に自信ないのよ。作家になれるもんならなりたい！！
話は書きたい、けど、時間はどんどん過ぎていく。
やっぱり私には才能なんてないのだろうか…。
今年私は３１歳になる。なんとか今年中に認められて世に本が出てくれれば、これから来るであろう厄年に対抗できるのではないか、と思ってはいるんだが…。
それはすべて作品が入賞したらってことだけど、その作品でさえ、頭の中でしかないわけで、まだ紙面にお見えになっているわけではない。なんとかして自分は実はボキャブラが貧困なんだって事を忘れてしまわなくては…。
ああ（こんな時の）神様…お助けを！！