最初のうちは毎月きちんと返してもらってた。途中で本人が直接返すじゃなくて、義母を通して返してくるようになって、そこらあたりからキチンキチンとは帰ってこなくなったけど。義母の言い分では、私が何も言わないから、つい使い込みしちゃってってことだったんだけど。だってさ、言えるわけないじゃん、今月分返してください、なんてさ。言いにくいよ、やっぱり。だから、最後の半年か1年分はうやむやになってしまって、結局は全額は返ってこなかったと思う。兄弟4人、お金のことで他人に迷惑かけてないのは長兄と次男だけだよなあ。三男と四男はあんまり言いたくないけど、迷惑かけたと思うよ。三男には私の口座を使わせたし、四男も借金の申し込みされたけど、さすがにそっちはもう肩代わりはできなかった。錬司さんも以前の正社員じゃなかった時期だったし、私も無職だったから。その後どうしたかわからないけれど、たぶん義母が何とかしたのかも。まあそのせいでなのか、義母からちょこちょこお金貸してと言われるようになったけど。 お金のことで諍いは起こしたくない。それでどんなに実家の親たちが親類ともめたか、私は嫌と言うほど見てきたから。ただ、私だって余裕がある暮らしをしてるわけじゃないし。だけど、だからといってお金のためだけに生きていきたくない。それもあって、貯金はできないよなあ。ほんとは貯金しなくちゃならないんだけど。まあ、日々暮らしていけるだけの仕事はあるんで、それだけでもまだましな生活。 でまあ、2014年9月現在。ついに、長男さんが借金の申し出をしてきた。まあ、他の人たちとは違って10万というかわいい金額ではあるんだけど。それでも借金は借金。本人少しづつ返すって言ってて、錬司さんの口座番号聞いて帰ったけど、わたしはやっぱり信用してない。ほんとお金は貸すではなくあげたと思え、じゃないといけないんだけど、そりゃ10万くらいならまだマシだけど、義弟たちの何百万っていうのはお金持ちでもないわたしにとってはそもそも用意すること自体できないわけで。結局はわたしもわたしの名義で借金しなくちゃならなくなるわけだ。お金、借りたら関係が壊れる覚悟はないといけないよなあ。うちの実家の叔父たちと絶縁してしまったのもそのお金のせいだったんだからして。もっとも、その原因作ったのはこっちの親たちのせいなんだけど。そこらへん、わたしの気持ちをどう思ってんだろうね。それくらい大目に見てよ、って?本音としては「冗談じゃない」だけどさ。 | ||