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Little Eden



12月16日木曜日

今日はいろいろ買い物をした。カナのすべり台にレッシー人形、錬司さんのズックにズボン、私のパンツにビールに、カナのオーバー。ビールは職場の地下で買ったんだけど、なーんとナダちゃんが応援に出てきてた。さて、タゴさんたちに私に会ったと果たして報告してるだろうか。

「エンジェル・ウォーズ」を全10巻読破しました。「銀のキメイラ」以来の感動で、涙が止まらなくなりそうになってしまって困りました。だって、そばに錬司さんいたんだもの。ほんとほとんど想像通りだったけど、ここに描かれた神なら信じてもいいな、と思ってしまいました。
だって、私は許してもらわなければならないくらい、たくさん罪深いこと思ったり、してきた人間だもの。許されなければ、いったい私はどうしたらよいかわからなくなってしまうわ。
でね、ひとつ勝手な言い分かもしれないけど思ったことがある。私は自分の命をカナのためにたぶん差し出さないんじゃないかって。そりゃね、熱にうなされてるカナを見てて、代わってあげられたらって思うけど、はっきり言って、あれは見てるほうがつらいから、代わりに苦しんであげるほうが楽だから、そう思うんだって。相手のためじゃない、自分のためにそう思うんじゃないかって、そう気づいたんだ。
だから、命がなくなることは、私が現世でのことあきらめなきゃならないから、たぶん、命はることは私にはできないんじゃないかって、そう思ってしまった。
だけど、ほんとにこんな「いい本」に出会うと、いつも思う。「生きててよかった」「この本を読めて幸せだ」って。こんな本があるから、私はつらくてもなんとか生きていけれる。生きていかなくてはって思える。
でも、やっぱりこんな時は考えてしまう。ほんとに神がいるというのなら、なぜ私はここにいるのだろう。なんのために生きなくてはならないのだろう。そして、私は何をするために生かされてるのだろうって。自分の思う通りに生きればいいんだって、いうことが、ほんとの道なんだろうな、エンジェル・ウォーズ流に言わせると。
でもでも、私はルシファーのように神のようにすべてを知りたいと、すべてのものを見ていたいと、そう願わずにはいられない。

後に後悔することになろうとも、私は今でも強く願っている叶えたい夢がある。それは不死になってこの世界のすべてを傍観していたいと。夢は見るものじゃなく叶えるものだと言った人がいるけれど、そんな私の夢は絶対に叶うことはない。それこそ、本当に神や悪魔が私の前に現れない限り叶えることのできない夢だもの。

そして、見聞きしたすべてのことを自分の頭の中で物語として反芻していく。それが私の願う生き方。絶対に叶うことのない生き方。けれど、私にとって究極の幸せがそんな生き方なんだ。






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