画像提供サイト
Little Eden



11月2日火曜日

昔もそうだったけど、最近、小説やらマンガやら、ほんといい本、いい話がたくさんあるなあ、と感動してしまう。最近、感動する気持ちがないって思ってたけど、そういうわけでもないみたい。
いろんなキャラクターがいて、こんな人間になりたい、こんな女の子になりたい、と思って、そのキャラクターの人格に自分を似せようとしたりするけど、考えてみるに、それってずいぶんつらいことかもしれないな。
だって、私は私だけのものしかなくて、やっぱりその人物にはなれないんだよな。似せることはできても、どこか無理が出てくる。
つまり、理想と現実のギャップってやつですか。
だから、私は話下手なのかもしれないって、今頃気づいてしまった。
そう、私は私なりに生きてないのかもしれない。
昔の私と今の私が、ひどく違っているのはそのせいだろう。
だから、ふと、つらく感じてしまうんじゃないだろうか。
そして、その人の本質を見抜いてしまうアオキさんみたいな人を、やっぱり苦手に感じてしまうんだろうね。彼女の前では、ほんとMちゃんの気持ちがよくわかってしまう。
「オモチャたちの午後D」を読んで感じた感想です、これは。

どうしてそういった感想が出てきたのか、ちょっとわからないな。あのマンガ、完結したっけ、どうだっけ。

その人物にはなれない…とは必ずしも今は思っていない。嘘でも自分の理想とする人物像であろうとすると、いつしかそれが自分となっていくことを今は信じてるから。私は私なりに生きる…それこそが、その人格に近づこうとする、そういった生き方もまた私らしいのだ、と。






inserted by FC2 system