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Little Eden



7月19日月曜日

今日の私はちょっぴり落ち込みましたよ。原因はアオキさんのせい。
そもそも「テンコさん、誰かに似てるって言われたことない?」だった。
私が10歳年下の男の子に、同級生に似てるって言われたって話をしたら「それは若く見えるってことだよ」ときたもんだ。更に「制服の時は年相応に見えるけど、普段着の時は若く見えるもの」おーきたぞきたぞ。「それが似合ってるからいいじゃん。私なんか着たら変だもの」おいおい、それってほめ言葉になってないぞー。
目の隅っこでは、イズミさんが下向いてるのが見えるし。こいつ、笑ってやがるな。あーやだやだ。素直に取れない私も私だけど、普通そんなこと言われてうれしがると思うか?どーせ私はいー服持ってませんよ。Mちゃんみたく、村八分にされない分だけ、まだましかもしれないけどね。クワガキさんやハセガワさんにも好かれてないような気もする。
今も昔も同じだけど、あの人達を見返せるほどの人間、有名人になりたい。(もちろん作家で、だけどね)

この間も書いた入院してた時に知り合った18歳の男の子。これ見て思い出した。どうして彼が気になる存在となったのか。彼が私の病室を通り過ぎるたびに、いつも私のほうをチラチラ見てたから、それで「私もまんざら捨てたもんじゃないのかも」って勝手に好かれたと思い込んだからだったんだよね。(笑)結局は、彼の同級生に私が似てたから、それで彼は私が気になって見てただけだったらしい。それでも、ちょっといい想いをさせてもらったということは間違いない。

それにしても、今でも少しは誰かを見返したいだけで作家になりたいとは思ってたりする。作家とまでいかなくても何か有名な賞を取ってインタビューとか受けているのをテレビで放送されたらなあって。そんな不純な動機も持ってたりする。それくらいしか私には自慢できるものがないから。多少は末席の賞も取ったことあるわけだし、もしかしたら大賞を取る可能性はないわけじゃないもの。まあ、自分を神聖視させるつもりはないんで、それが正直な気持ち。それに、作家なんてただの職業のひとつであって、偉くも何ともないのは確か。他人がなんで「先生」「先生」って言って持ち上げるのかわからない。けれど、大抵の人は「すごい」って思ってくれるみたいだから、他人を見返すには手っ取り早い魅力的な方法には間違いない。しょうがないよね、執着しちゃうのは。






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