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Little Eden



6月16日日曜日

今日の「知ってるつもり?」で、ピーター・ラビットの生みの親、ビアトリス・ポターの話を聞いて、なんかとっても考えさせられた。
そして、私自身、苦しい少女時代は不幸だったけれど、反面、本当はとても幸せだったのではないか、と。
今の私は幸せだと思うし、実際そうなんだけど、反面、実のところは不幸せなんじゃないかと思う。
それは、私が幸せだからそう思うのだろうと思う。
私は努力してないのだろうか?
そうじゃないと思う。
一度に出来るわけないのだ。
ポターだって、結婚して他の活動を始めたら、本を書かなくなったではないか。
でも、私も人のためではなく、私自身のために書きたい。

原点はここなんだろうと思う。「人のためではなく自分のために書く」これが私の創作する理由。つきつめて自分がどうして書くのかを考え抜いた結果、私は私が読みたいと思うものを書く時が一番楽しく、そして、自分自身でも納得のいく内容のものを書けるのだから。もちろん、まったく人のために書いていないというわけじゃない。そうじゃなければ、人が読める場所でなんか書かないのだから。つまり、自分のために書いたものをおもろしいと思って読んでくる人がいたらいいなという気持ちもあるということ。でも、あくまでそういった読者は「いたら読んで」という気持ちしか持っていなくて、読者に私の書くものにケチはつけられたくない。こう書けばよくなるのに、とか、バカ丸出しのことを書いてる、とか、文章おかしいとか、そういったことは言われたくない。ましてや、キャラに対して「そんなことさせないで」というのはもってのほか。ただ、そうはいっても、誰かの提案したことが自分が読みたい、書きたいと思ったものと合致すれば、私はそれをためらいなく取り入れる。そんな書き手であるから、私はプロの作家にはなれない。昔は作家になることが夢だった。認められ大きな賞を取ることが目標だった。多少はその夢も捨てきれないけれど、それはあくまで副産物として考えたい。今はとにかく自分が読みたいと思うものを書いていきたい、それだけだなあ。






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