新居近くの婦人科に転医して、最初はまだ子供はちょっとなあということを医師に伝えていたのだけど、それでも1年も過ぎてずっと生理不順の治療受けていけば、そろそろ何とかしないとと医師は思ったんだろうな。私のほうは実はまだ覚悟ができてなくて、というか、自分でコントロールできるものならもっと気楽になれたんだろうけれど、結局は自然にまかせていたって私の場合は子供を授かる事はなかったわけだ、今思うと。ホルモンバランスの異常が、胆石によるものだったのかは想像するのみだけど、胆のうの手術したのちはだいぶそのホルモンバランスも良い方向に変わって行ったのかなと思う。もっとも、生理が定期的にくるようになったのもごく最近のことではあるんだけど。 トミーと妹さんとワインの店に行った日のことはよく覚えてる。錬司は出張中で家にいてもつまんないし、それもあってトミーは私を連れだしてくれた。楽しかったなあ。その後、すぐに妊娠したので、それもあってますますあの日のお出かけのことは忘れられない思い出となった。 | ||