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Little Eden



2月7日日曜日雪のちくもりのち晴れ

錬司のことについてはほんとに深く考えないほうがいいのかもしれない。
あれからアライ君ともマジに話したりして、なんだか自分の気持ちがあまりにも錯乱していることに気付いたからだ。
彼にも言ったけど、Kには錬司との事をいまだにマジで話せない。
前に比べたら、だいぶ話せるけど。
やっぱり少しまだこだわりがあるからだろうな。
だけどそれはしょうがないじゃないか。
A君にしても、K、ホッタ君、トッペさんなどなど、本気に考えたことだってあるんだもの。
Kさんの言うように「身内ではくっつきたくない」という気持ちもわからんでもないが。
私はよく知った人でないと好きになれない人種だから。
それに「身内」なんていう言い方は…まあ、彼女としては外交辞令のつもりで言ったんだろうけど、結局は好きになれないだけなんじゃないかしら。

セーターをやっと編み上げて、なんだかすごく気が抜けた。
そんな暇はないんだけど、かりん党を出さなきゃならないのに、私のイラストとあとがきと表紙、ほんとにみんなも編集してみりゃいいのよ。人にばっかし押しつけちゃってさ。もんくばっか言って。
こんなこと言ったら、錬司はまた説教するだろうな。

最近では、錬司がパスする日があってもそんなに苦痛にならなくなった。いいことだと思う。
ビデオが見れるし(でもまだ足りないくらい)テープの編集できるし。
だけど、小説は書けない、作曲やら詩も書けない。
結婚したら、更にできなくなるだろう。

感動する心がなくなってきたみたいで、なんだか悲しい。
痺れるくらいの感動を感じたい。
美しい風景、音楽、文章、ハラハラと涙したい。
映画を見てフラストレーションを感じたい。
そうそう、久方ぶりに感じた、あの「帝都物語」!!
あの加藤役の人、みんな気持ち悪いっていうけど、私はいっぺんでファンになってしまった。
レナード・ニモイみたいな人なんだもの。

ナインハーフを見て、考えさせられちゃった。
今思い出したけど、昔のヒサミとユーシンみたい。なんてったら怒られるかな。
私と錬司はどうだろう。
たぶん、別れるとしたら、私の方からだと思う。
でもほんとはそんなの絶対イヤ!
向こうから別れを切り出さなきゃ、私が傷つくわ。
自分からはつらいもの。
そんな風に錬司との別れを想像したりしてしまう。
私は逃げたがってるのだろうか。
何から?
彼から?
わからない。

相手から別れを切り出されたほうがもっと傷つくってこと、この時はわからなかったんだろうなあ。
相手から言われるより先に今はこっちから切るようになったからねえ。(苦笑)
アライ君とどんな話をしたか詳しく書き残しておけばよかった。というか、ほんと彼にはいろいろ相談に乗ってもらったな。錬司とのことがなかったら、もしかしたら彼と一緒になってたかもね。なんて、私のことそんなふうに見てくれたかどうかわからないんだけどさ。






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