７月１日水曜日晴れ

錬司と私の想い出の映画「クラッシャージョウ」を借りて観た。
なつかしー！
その帰り、あの頃のことが話題になって花咲いちゃって…あたしのこと、気に入ってたんだって、あの頃から。
そーかあ、あの頃はまだやせててかあいかったもんねー、なんちって。
とにもかくにもあの時は、あんまし映画のほうに集中できなくて、細かいとこまで覚えてなかったけど、これって、けっこうどころか、すごい名作だったんだ！！
すごーいショック。
２回も３回も観たかった！
でも、錬司もあの時、とっても緊張してたんだって。
ふーん、そーなのかあ。
とてもそんなふうには見えなかったのに。


　その昔
　静かに佇んだあの時のあの人を
　わたしは愛していたのでしょう
　だって
　あの永遠の時は
　あのやすらかな感じは
　あなたと過ごす時に
　少しだけ似てるような気がするから
　その時わたしは
　こんなにもやさしい時間があるのかと
　気づいたから

　苦しさを教えてくれたかの人は
　きっと憧れだけのものに過ぎなかったのでしょう
　わたしはかの時間に
　わたしの一生のすべての緊張を
　使い果たしてしまったから
　だって
　それから今まで一度たりとも
　かの時間に感じた思いをしたことがないから

　ああ
　ステップを踏んで
　わたしはあなたに巡り合った
　そう
　巡ったのだ
　あなたとは巡ったのだ
　もう１０年も前から
　わたしたちこうなる運命だったのよ
　ケンカしてたわたしたち
　きらいだったあなた
　あなたがこうなると
　わたしの心のスミにでも
　予感はあったろうか…否！
　不思議だわ
　とっても不思議
　わたしのそばにまるで運命を感じるわ
　あなたそのものが運命に感じられる
　あなたからわたしへ
　わたしからあなたへ
　巡る巡るメビウスの輪のように
　運命を感じる

　愛してるわ
　あなた