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Little Eden



3月22日木曜日晴れ

19日はTちゃんとMが家に来たが、あくる日、20日にはSちゃんとAさんが来た。
Sちゃんは初めて呼んだわけだが、私の”なんでも取っておこう”精神を怖い、と言う。自分は忘れていたはがきなどを大事にとっておかれるのが怖いというのだ。なまはんかなものを出せないな、と。
私は物持ちがいいし、なんでも取っとくほうなの、と言うと「コクケンさんには秘密なんてないんだね」と言われてしまった。彼女にそう言われて、ああ、ホントだ、と思った。日記帳だって人に平気で見せるし、このノートだって今は秘密のノートだけど、書き残すってことは、いつの日か、誰かに読んでもらいたいって気持ちがあるからだろうし…。
あらためて彼女はすごいって思った。今までこんなこと言った人っていなかったもの。だから、私は彼女を離したくないな、と思う。

最近、弟と父の口ゲンカが絶えない。以前の私と父みたい。ケンカのもとは「車」
しかし、弟も父もまあよーやるわ、同じことをいつもいつも。なんてね、私と父の時、弟も同じこと思ってたかもしれないな。
それでわかったこと。もしかしたら、私の方が弟よりずーっとずるい人間かもしれないって。自分じゃ、自由がない、親のいいなりになってる、なんて思ってるけど、かなり好きなこと、弟よりしてるみたい。物質にしても、これほしい、と思ったら、絶対買うし。なんとかして。
でもね、これだけは弟より誇れるものある。あいつはコロコロと自分のなりたいもの変えてきたけど、私は小学生の頃からこれだけは絶対になりたいってものある。そして、今も将来も変わらない。だから、たとえ今は高島屋の売り子でも、ガマンしよう、と思える。
あいつの不幸なとこは、夢が、絶対不変な夢がないってことだと思う。そして、その夢を絶対にかなえてやる、という執念がないこと、だと思う。

とはいえ、その夢を今はどうでもいいかもって思っている自分がいる。

いつか誰かに読んでもらいたい、か。今の私は必ずしも自分以外の誰かに読んでもらいたいという気持ちはないかもしれない。すべて、自分が読みたいがために書いては残し、残しては読む、をしているだけ、と。まあ、それなら別に公開の場所でこんなふうに掲載しなければいいんだけど、そこはそれ、見られるのは嫌いじゃないんだよね。そういうプレイってことで。(え、)






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