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Little Eden



1月14日木曜日曇り

”現実”という言葉は”夢”という言葉があるからこそ存在すると思う。
だから、現実主義者も空想主義者も、あんまりいただけないんじゃないかしら。
私はその中間くらいが一番だと思う。
確かに現実は厳しい。だから、夢ばかり見てもいられない。
だけど、明らかに人は夢がなければ生きていけない。
人は目的があるからこそ美しいのである。なんの目的もなく生きている人は、本当につまらない人間でしかいられない。
そして、目的とは、イコール”夢”である。
私も夢ばっかり追い駆けないで、足もとやまわりをよく見ようと思う。
それでも私はいつまでも子供のままでいたい。

火曜日に”受験地獄”というドラマを観た。私は受けるわけじゃないけど、人事じゃないのでとても興味を持って観た。
主人公が私と同じような体験をしたのを見て、私は本当に彼に同情した。(私は寝坊したわけじゃないが)
とにかくシンゾウ君が当日、余裕を持って試験に臨んでほしいと思う。

水曜日は”アドベンチャーファミリー”を観た。動物がとてもかわいかった。
でも自然は恐ろしい。私はとても生きていけないんじゃないかしら。
それでも、あんなきれいな景色のところで、大好きな歌でもうたって自然を眺めていられたらどんなにいいだろう。

そして、今日の”顔”というドラマ。整形手術のだけど、私は整形なんかしたくないと思う。
美人じゃないけど、今の生まれた時からのこの顔が気に入ってるから。
私はいつも思うように、コガちゃんのように内からにじみ出るようなかわいさのある女の子になりたい。
美人よりかわいい女になりたい。
私にかわいいと言ってくれる人はいるが、たとえそれがお世辞だとしても私は嬉しい。

とうとう共通一次が始まる前に一目でも会えなかった、というより会わなかったのだが。
頭をまともに見せることが恐ろしいのもあるが、少し意地もあるかもしれない。
いつものように「頑張って!」と言えなかったが、私の気持ち…通じないだろうな。
顔も合わせてないのに通じるわけない。
私は自分の心が恐ろしいのか、彼の心が恐ろしいのか…どちらなのだろう。
来週になっても話にいけなかったら…。

女は男によって変わる、とはよく言ったもんだ。1年3ヶ月前の私と、シンゾウ君を知ってからの私は同じようで大きく変わった。

しかし、私はいつもの私で終ってしまうかもしれない。
今のこのやりきれない気持ちをいったいどこにやったらいいのだろう。どうしたらよいのだろう。

その夢も最後まで見られるかどうか…それだけが今は一番大事だ。

2014年8月3日現在、その「受験地獄」というドラマ、そうか、わたし見てたんだなー、これ。最近、リメイクされて単発のドラマだったか連続ドラマだったかで放送するってテレビでやってたなあ。見た覚えはなかったんだけど、火曜サスペンス劇場で昔やったといってたから、きっとわたしも見てたんだろうなあと思ってたんだけど、やっぱり見てたんだ。主人公が寝坊して試験に行けなくなって爆破予告の電話をしてしまうっていうやつだよね。






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