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Little Eden



11月18日水曜日晴れ

誰かが言っていた。”相手が自分を嫌ってれば自然と自分も相手を嫌いになる”
と、同時に”もし君が人に愛されようと思うなら、まず君が人を愛せよ”と、古代ローマの哲学者であるセネカも言っている。
本当に其れが真実ならば(世の全ての人間関係がそうだとは思わないが)私はこの世に嫌いな人物はいない。それは、私がまだ世間をよく知らず、いろいろな人々を知らないからだ、とも言えるが。
とにかく現在はいない。とすると、私を嫌いだ、と思う人はいない、ということになる。
私は自分をおめでたい人間だと思う。そして、そのおめでたくてばかげている自分をいとしく思う。

私は人間が好きだ。マナミもトッペさんもヒサミもユーシンも…みんな等しく好きだ。
そして、シンゾウ君も大好きだ。
うまく言えないけど、人が人を愛する時の、その時の感情は、他の人のは知らないけど、私の感情は、はっきりわかっている。
私の恋愛感情は、数場面の情景を思い起こさせるようなそんな曲を聴いた時のあの感情。
私以外にはわからないと思うが、ひとつ例をあげるとすれば、ハーブ・アルパートの”マジックマン”
あの曲を耳にすると必ずといっていいほどある風景が頭の中に心の中に私の目の前に広がる。
それは、あのスーパーマンに出てきたような見渡す限り、地平線までの草原。あたりは黄昏の琥珀色。
ひざまである草が乾いた大陸風に揺れている。その真っ只中に自分でひとりで立っている。
それを思い起こす時の感情と同じものを、私はシンゾウ君を思うとき感じる。
他の誰にも感じないこの気持ちに私はいつもひとり照れるのです。そして、こんな気持ちになれる自分に一種の誇りのようなものを感じるのです。
私は特別な存在の人間でいたい。非凡に憧れる。

自分にが願ったように、あの12歳のあの夜から、私は精神年齢も、そして自分自身の成長も止まってしまった。これからも止まったままだろう。

チエコとシンゾウ君のこと書こうと思ったのに、話がそれてしまった。また明日!

今の私は人並みに嫌いな人もいる。それでも私は今でもおめでたい人間だ。本当に成長が止まってしまっている、と信じているから。ただまあ、見かけはそれなりにおばさんになっちゃったけどね。ということで、ハーブ・アルパートのマジックマン、どうぞ。(笑)







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