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Little Eden



9月21日月曜日晴れ

記録的なんだ、今日の走り幅跳びは。3メートル65センチなんだよ。(やっぱりスーパーマンのバックミュージックがよかったんだなあ…しみじみ…シンゾウ君は4メートル50だって)

土曜日は休みだったカドワキ先生が今日は授業をしたんだけど、その楽しかったことといったら。
真面目な話をひとつ。その現国で考えたことなんだけど…。
”檸檬”の作者兼主人公である梶井基次郎に共感を抱いた。
私のその共感をそのまま授業で答えた。すると、それがどうやら”檸檬”の主題だったらしい。
私は主人公の気持ちが痛いほどよくわかった。たぶん主人公も神経質な人間なんだろうと思う。
私には彼のように病気があるわけではないが、それでも同じことだ。
彼の言う”不吉な塊”で苦しめられる時が私にもある。それは”吐気”だが。
彼はそれをひとつの檸檬で取り去っている。そして、私も時にはそういう気持ちの良い経験をする。本当にこの短編小説を読んでおもしろいとは思わなかった。それは否定しない。
だけど、私の”檸檬”になってくれたことは確かである。

政経の時間に遅れてきたゴンちゃんが前に立たされた時、急に彼女はその場にうずくまった。
私は先生の指示で彼女を保健室に連れて行った。道中、聞くところによると胃が痛いということ。

音楽はピアノ協奏曲(コンチェルト)を聞いたが、近頃遅くまで起きているせいか、眠くなってしようがなかった。

また今日はひとりで”いつもポケットにショパン”ごっこをして遊んだ。
きしんちゃんはシンゾウ君、麻子は私。二人で二重奏できたらいいだろうなあ。
夢なんかじゃないよ。やろうと思えばできるよ。いつか必ずやろうねシンゾウ君!

私とシンゾウ君はマンガのようにはならなかった。進む道が違うんだもんなあ。そういや、のだめの内容と何となく似てないこともないよね。

「檸檬」の内容は覚えていない。ネット上で読めるみたいだから今度読んでみようとは思うけど。私の「不吉な塊」はずっと私を悩ませている。あの頃も吐き気だったけど、今までにもずっとその吐き気で悩まされ続けるわけだ。たぶん、現在の吐き気は更年期からくるものなんじゃないかとは思うんだけど。子供の頃もそうだけど、今の吐き気にしても、やはり根底は精神的なことからくるもんだと私は思う。更年期障害だって、結局は私の母親みたいな性格の人は意外と軽いらしいし。

やっぱり私は母のようになりたい。子供の頃はそうは思わなかったけど、今は強くそう思う。母のような性格になりたいって。強くなりたいって。






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