6月13日土曜日雨
6月16日、それはエド先生の命日だ。昨年の私と今の私を比べてみて、本当に変わったと思う。
別に自分自身が変わったわけじゃない。まわりが変わっただけなのだ。
それがなんとなく私を感傷的な気分にさせる。
教生の人たちとも今日でお別れ。なんとなく寂しい。
年を取っていくことが怖い。このままでずっといたい。エド先生のこと思い出したら、なんだか怖くなってきた。世の中が怖い。生きていくことが不安でたまらない。かといって死ぬ勇気もないし。第一死にたくない。
シンゾウ君に以前のようにのめりこめない私は逃げ道を探している。
そして、あくどい思いが心を駆けめぐる。助けてよ、シンゾウ君。
といっても、助けてほしがっているのはあなたのほうなのにね。
私には助けてほしいって言う資格なんかないもの。
生きていくことが不安だというのはもうずっとも抱きつつけている思いだ。今でもそうだもの。とくに死ぬ時期が近づいている今となってはね。何かにのめりこむことで何とか生きていけるわけで。もうちょっと前の私は好きなアーティストの存在で。ただ、その人のことも今はのめりこめなくなってきているかな。
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