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Little Eden



6月1日月曜日曇り時々雨

もっと楽天に物事を考えようと思う。私はシンゾウ君が好きなんだろうし、彼と話したいんだろうから。
今日はハヤカワさんの相談にのってあげ、そして、私の相談にものってもらった。
驚くほど彼の考えと、私の考えが似ていることがわかったし、性格もどことなく似てるような気さえした。
ハヤカワさんに”病気”のことを話したら、相手に甘えればいいと言われた。
私のわがままを通していいのだろうか、私のエゴを…。
シンゾウ君は結局は私の”性質”などわかろうはずがないのだから。
なぜ私は思いつめる必要があるのだろう。
念願かなって彼との仲はうまく順調にいってるし、私は嫌われているわけではないし。
では、なぜ私の心はそんな状況とは裏腹に圧迫を受けているのだろうか。
自分自身にわからないのに、他人にわかるはずがない。それはわかりきっているはずなのに。
しかし、マナミはきっと相手のことを考えろと言うだろう。では私はどうすればいいのだ。私は…私はどうでもいい存在なのだろうか。誰からも気にかけてはもらえぬ、そんなどうでもいい存在なんだろうか。私の心は踏みにじられていいというのだろうか。
シンゾウ君がハヤカワさんのように悩んでいないと、誰が言えるだろう。
シンゾウ君が私のことを考えていないと、誰が言えるだろう。
私はシンゾウ君を大切に思う。だから、彼の勉強だって邪魔はしたくない。(それに、いったい、どうすることが彼の勉強のジャマになるかならないかは、誰にもわからない。本人だけにしか)
でも、彼を大切に思うのと同時に、自分自身だって大切に思う。私は自分がひとりでは生きていけないことがわかった。そういう意味で、今はシンゾウ君が必要だと思う。恋愛感情は抜きにしてだ。
そして、私の例のどうしようもない”性質”を変えようがないのと同じで、シンゾウ君のあの性格も変えようがないだろう。
これから、私とシンゾウ君がいったいどうなるかわからないけれど、破局にはつながってほしくないと思う。

まあ、残念ながら破局とは言えないまでも、自然消滅はしていくんだけどね。(苦笑)

でも、性質とか性格って時が過ぎればゆっくりと変わっていくものでもあるというのはわかった。こんな私でも少しづつ変わっていくのがわかったから。もちろん、根底では変わったというわけじゃないけど、少しづつ生き易いようになっていったということは、多少はその思いつめてしまう性格がやわらいだんじゃないかと思っている。

それにしても、この時からもうすでに私は一人では生きていけないと自覚していたんだなあ。今でも自分は一人では生きていけないと感じている。






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