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Little Eden



5月6日水曜日曇り

私は自分の身体をひどく恨めしく思う。
今日のはひどく、私はトイレまで走った。恐ろしかった。
胃液しか出なかったが、前の時より落ち着くのに時間がかかった。
やはりまだ風邪が直ってないのだろうか。今度、あの人の所に行く時、また今日のようになるんではないかと恐ろしくてたまらない。
しかし、吐いた後、あの人にそのことを言った。すると、あの人は「帰りなさい」と心配して言ってくれた。だけど、もうひとつ感想文の他に見てもらいたいものがあったので、それを見せたら、あの人、それについて、あとからあとから話し始めるから「じゃあ、帰る」って言えなくなってしまい、またさっきのようになるんじゃないかとハラハラしながら彼の話を聞いていた。音楽室にはあのチューバを吹く人、そしてヤマネ君がいた。
あとから、あの1年生の体の大きい(たぶん)ハセガワという人が来て、話が弾んだ。
もっぱら私は聞くほうだったが。それでもそこにいる自分が、トランペットを持つシンゾウ君の隣に座っている自分が、信じられなかった。まるでブラス部員になった気分だった。
今日は信号のところまで(西のほうです)、その人たちとシンゾウ君と帰った。我ながら大胆だった、うん。
そして、信号のところで他の人たちは先に行ってしまい、私はあの人と数分、話をしてからやっと別れた。話の内容は、他の人には言えない。ユーシン君の好きそうな話だよ。
あたりはもうおたがいの顔も見えないほどなのに、よくあんな話したものだなあ。
音楽室でもあの人、説明するのにとても困ってたようだけど。ほんとにあの人、照れ屋なのかな、疑問だ。
だけど、マナミの言うように、本当にこのままではいけないかもしれない。
でも、どうしても私のほうからはっきりさせることができない。
それがつらい。
もちろん、決してあの人に期待をかけてるわけではない。
だけどあの人からはっきりさせてほしいと思う。

説明するのに困ってた、か。もしかしたらあの話かな。トルコの話。(笑)それにしても、そういった色っぽい話をこの時にしてたんだ。もっと詳しく書いておけばよかった。






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