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Little Eden



3月17日火曜日快晴

話をするとあのどうしようもない苦しみから逃れられる。
家に帰ったのは8時だった。ずっと話をしていたのだ。
あの人は言った。「マフラーのことといい、この誕生日のプレゼントといい、なんでこんなにしてくれるだ?」
言えばよかった。「好きだから」と。「別に深い意味はないから」と言ったんだけど、その次に言えばよかった。
だけどそのあとがいけない。急に吐き気をもよおしたのだ。
なんてーボロイ体なんだ。もういや。(走っていって洗面所で吐くのに胃液しか出なかった)
今もエライから今日はここまで。

この日から私の吐き気の”病気”が始まった。魔の3・17事件。(笑)
当時はあまりの緊張からくる吐き気だろうと思っていた。けれど、たぶんこの頃からすでに胆のうのせいで黄疸が出てたようだ。いったんセキが出ると止まらないとか、全身のかゆみとか、そしてこの吐き気。まあでも吐き気の場合はたいていは緊張すると出てくるものだったから、全部が全部胆のうのせいともいえないんだけど、背中などのかゆみや止まらないセキは黄疸に間違いなかったと思う。手術してからはもうまったくかゆみは出てこなくなったからなあ。

それにしても、シンゾウ君だってもしかしたら私が「好き」というのを待っていたのかしもれない。それくらい私はいろいろ何かしらプレゼントとかしていたから、本人も「もしかしたら」という気持ちは持っていたんじゃないかと思うし。ただ、本当にこの時に告白していたとして、お付き合いできたかどうかはわからないけれど。でも、言ってみるべきだったよなあ。






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