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Little Eden



1月24日土曜日雨

今朝は昨日の余韻が残っていたので、ああ、また嫌な1日が始まると思ってました。
でも、自転車で学校に向かう途中、なんとF谷さんが「お早う」と声をかけてくれたのです。
私は通り過ぎて行く彼女をみつめながら、さっきまでのじめじめした気持ちが吹き飛んでしまい「ああ、今日はいい日になりそうだ」と思い始めました。
その通りの1日になりました。
マツオ君には、私の思ってたことを言いました。
それから、カワノ君と今日は心を割って話をしました。全部、前のシンゾウ君に聞かれてたりして…。
Cの時間は、シンゾウ君とカワノ君と3人で名前のことについて話し合いました。
彼らの考えがわかって良かったと思います。
放課後、合唱部の練習が終わってから、PM1:30に音楽室でコンクールの練習がありました。
楽しい一時でした。4:00頃終わって、それぞれ自由行動になってから、シンゾウ君はPETの練習を廊下でし始めました。ふと気がつくと、PETが机の上に置いてあり、彼がいません。
どこ行ったのかな、と思いながら、トイレに行ったら、トイレから出て来る彼にばったり。
それからトイレから出ると、PETの音が聞こえるのです。あ、階段のところで吹いてる、と思い、急いで行ってみたらいたので「あのね、あのね…」と本題に入ろうとしたら、シンゾウ君、なんとなくぎこちない顔をしてました。まさか、勘違いしてたりして。(告白と)
ピアノのグレードテストのこと話したのです。「頑張れよ」と言ってくれた時のあの何とも言えない幸福は、やはり私がシンゾウ君を好きである証拠なのでしょう。
結局、PM6:00前まで残っていたのは、私とシンゾウ君、Kamaちゃん、マナミ、いっちゃん、サクノ君、ナカガキ君だったたと思います。私以外の人はトランプをしてました。
私はピアノを弾いてました。

告白するチャンスはいつでもあります。そして、シンゾウ君には本当に素直に「好き」と言えると思うけれど、私は何も言いません。カワノ君は「言え」と言いました。私は確かにあの人の気持ちを知りたいけど、怖い気もするのです。あの人から好きだと言ってもらえないものなのかなぁ。

この時に言うべきだったと思う。まあ言ったとしても、たぶん大学に入ってからそういうことは考えるって言われたんだろうなあとは思うけど。
けれど、今思うに、たとえ告白したとしても、彼は私のことを友達としては好きだけれど、女として恋愛の対象と見れるかといったらそれは「よくわからない」となったんじゃないかな。彼には結局は音楽が一番で、女の子のことは二の次だったと思うもの、それは私だけじゃなく、他の女の子に対してもそうだったんだろうって今ならわかる。
もっとも、友達として、付き合っていくっていうことはやっていけたんだと思うよ。気持ち伝えなくても、結局は卒業まで仲良くお付き合いはできたわけだから、友達として。

それにしても、その日の朝にF谷さんから挨拶してもらえたことは、シンゾウ君と話せたことよりももっと嬉しかったことだったなあ。






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