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Little Eden



11月22日土曜日雨のち曇り

なんとなく欲求不満の残る一日でした。
だけど、マナミと充実した放課後を過ごせて良かったと思います。
彼女に前より積極的になったと言われて嬉しいような悲しいような変な気分になりました。
だけど、シンゾウ君と話ができるのはとても嬉しいと思ってます。
マナミと別れたあと、気になっていた音楽室に行ってみました。
やはり彼はいました。けれど、ユウ君もいたので中に入って話はできませんでした。
おもしろいことに、今までなら二人っきりでは話のできなかった私が、シンゾウ君とは二人きりのほうが話しやすいというのに気がついたのです。どーいうことでしょう。

今日、痛烈に感じました。マナミはやはり私と同じ人間だ、と。
だから、Kさんとは別格の意味で、彼女は私にとって必要な人間だと思うのです。
だからといって私は彼女を縛りつけたくはありません。
カマちゃんとマナミは、親友といえるかどうか私にはわからないけれど、私は彼女にとって私が彼女を必要としているようなそんな存在でいたい。
私は、女子の場合、ここまでいえるような人にはあまり出会わないほうだから、彼女を大切にしたいのです。好きだったIさんとFさんは(もちろん今もだけど)やはりマナミのような存在にはなりえなかったから…と言いたいけれど、あの頃の私は、そういうことについてあまり思いつめすぎ、深刻に考えていたから、あんな悲しい結末になってしまったのです。
あの頃の私は彼女らと一緒にいたいという気持ちだけしかなかった、子供のような心しか持っていなかったのだろうと思います。
だけど、今の私は、一緒にいるだけが友情じゃないということに気がついたわけです。
なんといわれようと、私はマナミが人間的にも女の目から見ても大好きです。
(ともすればシンゾウ君よりも大切に思うことがある)

今ではもう連絡つかないマナミであるけれど、それでも今でも私は彼女が大好きだし、友達だという気持ちは持っている。彼女だってきっと私という人間は忘れてはいないと思う。ただ、日常では存在は忘れてるだろうけれど、ふと昔のことに思いを馳せる時に、たぶん思い出してくれてるんじゃないかなあって。たとえばシンゾウ君のことを思い出すのと一緒に「そういえば彼女どうしてるかな」って、シンゾウ君を好きだった私のことも思い出してくれるはず。それでもいい。時々思い出してくれるならば。






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