１１月５日水曜日曇り

悟りを開いたつもりでしたが、やはり駄目でした。
あの人のそばに座りたい気持ちはあったんですが、また例の恐ろしい事が起きてほしくないので離れました。図の通りです。（ノートでは席順が図になっている）

無性に好きで好きでたまらないのです。
今度から、あんまり話しかけられないかもしれません。
見ることはできるかもしれませんが。
まずいことにアベちゃんに彼のことを知られてしまいました。
あの人が私より前に来ることなんかないんですよね。
フクダ君の席になりたいです。
私って相当くじ運が悪いみたいね。

今日、楽しいことが家庭科の時間にありました。
窓側でチラリチラリと外のサッカーを見てたのです。
すると丁度あの人が向こうからやってきたボールを蹴ろうとしていたのです…おみごと！空振り。
思わず吹き出してしまいました。かわいいわあ。

今日は私ほうけてて（この間の彼みたい）机を運ぶ時、上に置いてた靴をみごとに落としまして、丁度そこへ机を運んできたシンゾウ君が拾ってくれました。その前にあの人も例の楽譜を落としまして「落ちたよ」と教えてあげました。

せっかく落ち着いた私の心がまた狂ってきてしまいました。
ナカガキ君と話している私を、あの人の時にそんな私になりたい。（なればいい）
ナカガキ君に「ＢｙＢｙ」と言ったように、あの人にも「ＢｙＢｙ」と言ってみたい。（言えばいい）
ああ、これではマナミの言うように、私は遊びをしているみたい。
恋愛ごっこはもうたくさん！プライドを捨てて素直になりたい。
マナミのような女になることはできないから（私は私だもの）彼女に近づきたい。

明日がすばらしい日で、私がすてきな女になれますように。