11月1日土曜日晴れ
さっき、録音した例の事件のをお母さんと聞いていました。
もしかしたら、相手がこっちに来るかもしれません。
明日は学校から帰るなとお母さんが言いました。
私もそのつもりです。
そのことさえなければ今日はしあわせな日だったのです。
あの人の落としたシャープペンを拾ってあげたり(世界史)などして、話もTomyとナカガキ君を加えてできました。
お父さんの災難のこと、考えれば考えるほど、どうしようもないその気持ちをシンゾウ君にぶつけてしまうのです。
彼への気持ちは上昇気流なのです。
どうしたらいい、どうしたらいい?
もしかしたら、当時の私は災難のことを忘れたくて、それでシンゾウ君という存在に救われたかったのかもしれない。もちろん、好きは好きだったんだけどね。
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