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Little Eden



10月4日(土)快晴

私はとうとう馬の合う人をみつけました。それはイデジリマナミなのです。
それも同じ人を好きになった人なのです。(ちなみに彼女はPART2だと言っておりますが)
今まで、私はたくさんの人の悩みを聞いてきました。
しかし、今までの人は皆、私以上に、それどころか私より悩んでる人はいなかったのです。(Samyは例外)
悪く言えば、まるで悩みを人に話したくてたまらない、といったような人ばかりだったのです。
だけど、今日、初めて心の底から、ああ、この人は悩んでいるのだ、と思える人をみつけたのです。
それがマナミなのです。
私がどんなに元気づけられたか、わかるでしょう。
私の悩みを聞いてもらいたい、と思ったけれど、私はあの通り話ベタで、適当な言いまわしができず、きっと半分も彼女には伝わっていないでしょう。
さて、彼女はシンゾウ君と元のように話ができるようになったわけです。
途中で、私はマナミに呼ばれたのですが、私は返事をしませんでした。
たぶん、すねていたからでしょう。自分はあのようには話せないと。
それに二人が話しをしている中に、私は入っていく気はしませんでした。
どうせ私は聞いているだけなのだから、ここで聞いているのも同じことだ、と思ったのです。
ただ、私は同じ教室にいられるだけがとても嬉しかったのですから。(だって、私にとっては共通な話題じゃなかったもの)
話をしてボロを出すよりはいいやと思ったわけ、だと思います。
実際のところはわからないけれど。自分の心はいまだもってわかりませんねェ。

当時の私にとって、彼女は親友だった。マナミはそう思ってくれていたかはわからないけれど。あんなに一緒にいて気持ちのいい相手はいなかったなあ。今も昔もそう思っている。とはいえ、そんな彼女とは卒業後一度も会ってはいないけれど。






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