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Little Eden



7月18日金曜日曇り時々雨

本当に自分のうぬぼれにもほとほと飽きがくるわ。私は彼女だと思います。
今日はAちゃんに、ざっくばらんに私が思っていることを全部話しました。
しかし彼女は…ええ、確かに彼女は悩んでいます。しかし、彼女は私の悩みの半分も悩んでいるわけではありません。その点を私は羨ましく思うのです。
本当は彼女のほうが心が強いのです。いつもいつも羨望しているのは私なのです。
そう、今、再びSSEに突入しているのです。新たな人間不信、そして人間救心、この矛盾はどうすることもできません。
ヨシオカ君のことだって忘れてしまう、この憧れ、この気持ちは遙か天空を目指しているのに、私の心は、私の身体は翔んでくれないのです。
このもどかしさ、この息苦しさ、誰にもわかってもらえない。いえ、「彼女」だけはわかってくれるでしょう。「ツヒラ」よ。スポックにとってカークがツヒラなら、私にとって彼女はそれと同じなのです。私の場合、必ずしも相手がカークのように応えてくれるわけではありませんがね。
さて、ハラダ先生はどうやら私のことをベタボメしたらしいけど、母上も母上よね。帰ってから、やれ今度の先生はいい先生だとかなんとか…。
そんなに私はいい子なのかしら?それならどうしてヤスヒト君にしろノブオ君にしろヨシオカ君にしろ、私のことを好きになってもらえないのかしら。

PM9:00〜10:54ゴールデン洋画劇場「アリゲータ」
                    〜バーバラ・バック、
                     クラウディオ・カッシネリ、
                     メル・ファラー〜

そのもどかしさを小説にぶつけたわけで。それが私の表現の原動力になっていたわけだ。今思うとね。

それにしても、ハラダ先生って私のことほめてたんだなあ。確かに大人受けのする子供だったし、私って。それだからこそ、同じ立場の同年代にとっては、けっこうウザイ存在だったとは思う。






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