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Little Eden



7月2日水曜日曇り

私はヨシオカ君らを軽蔑します。と、同時に自分自身に腹を立てます。というのは、昨日、私はもうだいぶ汚くなった彼ら専用の座席表を書き直して前のと一緒にはっておいたのです。
確かにいつものおせっかいでした。しかし、まさか彼らがあんなに、これを書いたのは誰なのか真剣になって考えるとは思いもよらなかったのです。今まで私はこれと同じようなおせっかいを他の男子たちにしてきました。しかし、こんなふうに(悪く言えば)しつこい男子は初めてです。ああ、あんな余計なことしなければよかったです。
彼らが座席表を見ながら「誰だろう」「あーわかった!」「お前だろう」と話しているのが聞こえてくるたびに身の縮まる思いでした。
そう、はっきり言って私は怖かったのです。なぜ彼らはそれを書いた人を知る必要があったのでしょう。私は悪いことをしたのでしょうか。
そのことがあって、私は彼らはあまり、というより、非常に信用できない。そして、男子にしてはひねくれすぎる人たちだという印象を感じました。
そして、LHRの時間は図書室で、彼らが正に正面に来るし。私は今日一日中やりきれませんでした。期末が近いというのに。
しかし、別の見方をすれば、彼らの本性が見抜けて良かったとも思えます。確かに彼等にも長所があって、あえて私はそれを否定しません。しかし、それは人間性の長所ではないので、あまり誉められたものでもありません。やはり人間性に、つまり性格に長所を持ちたいものです。彼らのようにならないよう頑張らねばなりません。できるなら、この気持ちを彼らに知ってもらいたいですね。

悪いことではなくても、誰がやったのかを知りたいと思う気持ちは誰でもが持つものだろうし、それが誰かわからないとしたら、親切にされたとしても真意がわからなくて気持ち悪いと思うだろうってことを私は想像できなかったんだろうな。らっきーと思う人、どうしてこんなことするんだろうと思う人、いろいろな反応が出てくることは確かで、そのどちらの人が信用できるかどうかなんてそれだけ判断するのも危険だよねえ。むしろ、親切されるのを当たり前と思ってしまうほうが信用できない人となるだろうし。






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