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Little Eden


	１月２２日火曜日雪長靴を持って帰るのを忘れたため、大雪の中を自転車を走らせて学校へ行った。今日も休憩時間に、あいつはコガちゃんの前の席、マキシマ君の席に座って、勉強しているコガちゃんに話しかけていた。丁度、前にシノブちゃんに話しかけてたように。私は、自分が二人にヤキモチを焼いてるのがわかったから、教室を出て、２組の前の窓へ行った。ヤスヒト君を見た。コガちゃんは、いったいどう思ったかしら。ああ、またみじめ。みんなに知られないように、周りを見回してからあいつを盗み見する。あーなんてみじめ！さて、家に帰ってから…おまわりさんが来た。母上はあのおまわりさん、スケベそうだねーって。実は私もそう思いました。（なははは、おまわりさん、ゴメンナサイ）ひどい親子だよなあ。おまわりさんかわいそうに。って、どんな顔してたのかなんて忘れたけど。(笑) それにしても、今思うとあいつのあの頃の態度って一定の法則があるよなあと今は思う。まず彼は私と仲良くして、次にシノブちゃん、そしてコガちゃん、というふうに、仲良くする女の子を転々としてた。つまり、私もその中の一人だったみたいだよなあって。彼の真意がどんなものだったのかはわからないけれど、そして、本当に本命の女の子がいたとしたら、彼のその後はどうなったのかに興味はある。２年、３年の時の彼のことは興味の対象外だったんで情報は入ってこなかったから。だから、その後の彼の記憶はない。日記に書いたこともあったかもしれないけれど。