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Little Eden



1月21日月曜日雪

今日の音楽は自習だった。ケイコちゃんの夢話を聞いていた。もちろん、彼女の話は確かにおもしろかったし、ちゃんと今もその話は覚えている。しかし、その時、ルミちゃんの隣の席、マツオ君の所にコガちゃんが座ってて、その前の席にあいつが座ってて、あいつはルミちゃんとコガちゃんと楽しく話していたのだ。
私はルミちゃんに、あいつに恋人がいることを話し、あきらめることを言った。そしてコガちゃんは、私があいつのこと思ってることを知っている。彼等のほうに目をやるわけにはいかなかった。その場面を見てしまった私はもう自分の心がどうしようもないことを知った。どうしてもあいつを忘れることはできない。
あいつに彼女がいようがもうどうでもいい。思っててもいいじゃないか。迷惑はかけないから。
しかし、みんなには知られないようによほど注意しなければならない。もう、あきらめたと宣言してしまったのだから。もうみじめな思いはしたくない。ヤスヒト君の話をたくさんできればいいのに。今日だって声も姿も拝見できなかった。
さて、放課後、メッコを誘って境に出かけた。やよいも行ったしヤスダにも行った。ヤスダでかわいいおチビさんがいて、メッコったらなつかれちゃって。(もちろん、人間の子供)それからフタバで耳バンドを450円のところをまけてもらって350円にしてもらった。
さあ、明日から遊べなくなるぞ。中間テストはもうそこまで来ている。

そのケイコちゃんの夢話、何を聞いたのか全然覚えてない。やっぱあいつのことが気になって気になって話半分に聞いてたんだなあと思うよ。それにしても懲りない女だよねえ。忘れる、なんて宣言したって忘れられるわけがないじゃないか。でも、忘れてしまう時はあっというまにくる。どんなに好きだった人でも。ただ、スギタニ君の場合は今でもちょっと引き摺ってるところはあるかな。たったの数ヶ月しか思いをかけてなかったのにね。それより長く好きだったヤスヒト君のことは、今では好きだったことも後悔するくらいに「彼に対する気持ちって何だったんだ」と思うくらいなのにさ。

そう思うと、今現在結婚して旦那と一緒にいる私ではあるんだけど、よくまあ20年もこの気持ちが続いてるよなあって思う。それが不思議でならない。子供の頃の好きな男の子に対する気持ちなんかを思い返すと、すぐに結婚相手じゃない他の誰かを好きになってしまうような気がするんだけどね。ただ、好きになる気持ちというか、気になる男性っていうのはこの結婚生活の中でまったくいなかったわけじゃない。でも、旦那よりいい男というか、尊敬できる男はいないんだよなあ。それを思うと、とある人が言っていたように異性をずっと惹き付けておける人間になることがうまく結婚生活を続けていく秘訣なんだろうなって思うなあ。そのとある人は今もっとも私が気になっている人ではあるんだけど、それでも旦那以上の人だとは思えない。もっとも、たとえその人のことを本気で好きになったとしても、私自身がその人に釣り合う女でいたいとは思えないんだよね。自然体で生きていくことを望んでいる私だから、その人の好みの女になる気はないもの。

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2014年5月26日現在、今年の秋で結婚25周年だよ。↑の時には書かないようにしてたけど、その「とある人」とは、もちろんガクトさんのことでーす。(笑)






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