従姉妹の母親。つまり私の伯母のこと。正直、私にとっては悪い伯母ではなかったので、私の母や他の親族たちが伯母のことを悪く言うのを私には聞かせてほしくなかったですね。悪口を言えば言うほど、それを言っている人たちの方がまるで鬼のように見えたから。 確かに、母たちは伯母に酷い思いをさせられたのでしょうけど、伯母が嫁いできてからの話をとうとうと聞かされて、そして、どんな酷い仕打ちを姑や舅である私の祖父母に対して行ったかを聞かされても、悲しいかな、私には伯母の気持ちが何となくわかったような気がするのです。私は間違いなく伯母に似ていると思ったから、だから、伯母がやってきたことを理解できてしまったのです。だから、そんな伯母を攻め立てる自分の母親は見たくなかった。それはすなわち、私のことも否定される恐れがあると思ったから。 ただ、私は伯母のようには酷い仕打ちを姑にはできないだろうと思います。それだけが救いかなとは思います。けれど、もの書く上で、私は鬱憤晴らしをするだろうから、私もまた酷い仕打ちをしているとも言えなくもないですよねえ。 あと、「あの・こと」というのをはっきりと書いてはいないんですが、それが何のことかは私にはわかりますね。さすがにそのものは書けなかったです。そりゃもう私の日記は他人にも読ませていたから、ちょっとねえ、書けないですよねえ。今はそれほど知られてもかまわないとは思いますけど、わざわざ書くことのほどでもないので、やはり「あの・こと」としておこうと思います。(笑) | ||