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Little Eden



1月27日木曜日曇りのち雪

今日もたぶんゆっくりとは書いていられません。
これを書いたら、トビとナカちゃんとKさんと私の入会カードを作らなければならないのです。
私たち4人がはいったれんめいの名は「コクナカトビナミれんめい」です。
おもに男子専門で、かっこいいなあと思った人とか、今思いをよせている人などの家族のこと、性格など、いろいろねん密に調査する、いわば遊びみたいなものです。
私は新聞部なので、こういうことは経験していたほうがいいと思い、よろこんで入会しました。
そして、この「コクナカトビナミれんめい」(または『コナトナれんめい』)を私が作り、その証明書を私が作ることになったのです。

話変わって…
ノブオ君っていつみてもひよわな人ですね。
も、ちょっとたくましくなれないのでしょうか。
あれじゃ、男か女かわかりません。
背のほうはじゅうぶんあるというのに、なぜでしょう。
まさか、お姉さんのえいきょうがあるとはおもえないし。
でも、そんな所のあるノブオ君って好きです。
彼(ノブオ君ではない)だって好きです。
ちょっとスケベな所があるけれど、野性的でたくましいし、ちょっかい出されるけど、にくめません。
でも私、好きになるのなら、ひとりだけにしたいです。

  では、いちおう、親愛なる友シモン、おやすみ。

ああ、コナトナ連盟!なんて懐かしい。あの頃に作ったカードは、確かまだどこかにしまってあるはず。(笑)
子供ってそういうしょうもないグループを作ったりしたものですよねえ。小学生の頃は『リッケン声優会』なんてものも作って、マンガのアテレコしてはカセットに吹き込んで遊んだこともありましたし。

あと、ノブオ君がなよなよしいているっていうの、まああの時期の少女って、やっぱり運動ができるスポーツマンタイプが好きなものだと思うんですよ。子供って運動のできる人は男でも女でも憧れるもんだったし。だからスポーツできる子ってモテてましたよね。で、ノブオ君っていうのはおよそスポーツとは縁がないような人でしたし、勉強でもずば抜けてできるという感じじゃなかった。ごく普通の男の子っていう感じで。でも、スラリとした長身の顔もそんなに悪くない美少年風の人でしたので、それなりに女子からはモテてはいたんでしょうけれど、すごくモテていたというふうでもなかったですね。






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