画像提供サイト
Little Eden



12月24日金曜日風

クリスマス会、終わりました。
明日は、いよいよクリスマス。そして、終業式の日。
神様、私に勇気を!
もう作ってしまったのです、マフラーを。
彼にわたしたい。
でも、なにかするとき、いつも私は勇気がでなくて、いつもわたせません。
でも、明日こそはぜったい彼にわたすの。
だから、なんべんとなく言うけれど、神様、私に勇気を。勇気を


若葉で休けいの時間、コーモリがはいってきて、マツオがはたいたら、私のスカートにおちてきた。
あ〜びっくりしたもんね。

今日はいそがしいからこれまで、おしまい。

大好きな彼、うけとってくださいね。

シモン、おやすみなさい。

塾でのコーモリ事件の様子は以下。

 若葉での休けい時間のこと。窓から外を見れば、もうあたりは真っ暗になっていた。
 すると開いている窓からなにやらバサバサッと生き物がはいってきた。
 さあ、大変だ!
 男子はコウモリをよってたかってつかまえようとするし、女子はキャーキャー悲鳴をあげる始末。
 私はといえば、ただそんなみんなをポカーンと見ているだけだった。
 しばらくすると、マツオが、私の机のななめ前の机の上に乗り、今、まさに通りぬけようとしているコウモリをノートかなにかではたいた。
 バサッ!
「キャー」
 とたんに私の悲鳴があたりの空気をふるわせた。なんと、マツオがはたいたコウモリは、私のスカートの間に飛び込んできたではないか。気持ち悪いとか怖いなんてものとは違って、ただただ、びっくりしたのだ。
 キキキ、キキキ…。
 私は、しばらくの間、コウモリをスカートにくるませてつかまえていた。ひどく恐ろしい目で私を見ている。今にも飛びかかってきそうだ。私はそのコウモリを男子に渡した。男子たちは、そのコウモリを窓からにがしてやった。

懐かしいなあ。コウモリの一件。コウモリってそんなに怖くもないし気持ち悪いってもんでもなかった。怖い目って日記には書いてたけれどね。むしろ、かわいいとまで思ってしまったものでした。






inserted by FC2 system