11月22日月曜日曇りのち晴れのち雨
今日の朝は、つまらない朝だなあ。
Kさんは、きょうは彼とはやり合いをしないからだ。
きょうはねむたいひだ〜。
それほどつまらないからなのだ。
わかるかね、シモンくん。
わっかんねェーだろー。わかるわけねェんだよ。
きょーはちょっと顔が…いや機嫌が悪いのれす。
しかし、シモンよりはいいのだ。(顔が!)
いや、わりかった、わりかった。
今、Kさんが目の前におります。
さかんにねむたいねむたいといっております。
今日の教室はほんまにつまらん、つまらん!
クソッ!
絶対に彼を許すものか。
こういうのを"かわいさあまってにくさ百倍"っていうんのよねェー。
わたしは彼を好きなのに…!
男のコってわかんないなあ。
ねえ、シモン、あなただったらどうする?
たまには、あなたも手紙なり書いてちょうだいよ。
あなたの意見が聞きたい。
あーあ、彼に向かってさけびたい!
「あなたが好きです」って。
でも、そんなこといえるわけがない。
どーしよー。
シモン、恋になやめる少女です、わたしは。
おやすみなさい、シモン。
これを書いた日のことはよく覚えている。Kさんが目の前にいて覗き込んでいるのにリアルタイムで書いていたんだよね。それにしても、私は何を許さないって言ってたんだろうか。まあ、たわいないちょっかいで頭にきてたんだろうな。ほんと青春だねえ。(笑)
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