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Little Eden



10月29日金曜日風

今日はコウイチロウのことについてのおもしろいことを書こう。コウイチロウは追いかけられるのが好きなのであーる。今日なんかも、私をおこらせて追いかけられていたが、前のドアから中に入る時、すべってころびそうになった。そのかっこうのおもしろいことといったら。それから、ご飯を食べる前、手を洗おうとした時、シンヤが変な事を言ったので、追いかけていたら、コウイチロウが水をかけた。にくったらしいったらありゃしない。人の気もしらないで。そ・うだ!今日、数学の中間テストを返してもらった。ナ・ント72点!コウイチロウは88点だって。クソ!

あれですよね。今思うと、好きな子にはちょっかい出すっていう類だったのかもしれませんよね。シンヤにしてもコウイチロウにしても、私に追いかれられるってわかっててちょっかい出してきてたわけですから。で、私にしても「もー(`´メ)」となりながらも追いかけるのが楽しかったわけですから。そう考えると、私の学校生活って本当に恵まれた学校生活だったですよねえ。そんな感じで学校生活をエンジョイしていたわけですから。多少の不安要素は当時抱えていたにしても、私なんてまだまだマシな類だったわけです。いや、マシと言うのも言い過ぎかもしれません。私なんか幸せすぎるくらいだったと思うし、私の抱えていたものなんてほかの生徒に比べたら大した問題じゃなかったということでしょう。ただ、私はそれだけワガママで打たれ弱い気質の子供だっただけなんでしょうね。

昨日(2008年2月か3月頃)も、旦那と話していたことでもあるのですが、旦那が、「ここにいるよ」「そばにいるね」という歌にものすごく感情移入するということを話してて、その関連で感情移入する歌がどうも旦那と私では違っていて、旦那はYUIの歌がすごく好きで、旦那に言わせると、彼女の歌はいわゆる青春時代のたぎる想いとか鬱屈した思いを爆発させるような歌なんだということなんですけれど。尾崎とかそういった雰囲気の。で、私はそういったものには感情移入ができないんですよね。で、旦那はそれはもう私が落ちるところまで落ちたことがないからだと言うんですよ。私もそう思います。私にはああいった世界観が理解できないというわけではないにしても、どうしても感情移入はできないわけです。それはもうしかたない。私は旦那とは違い、恵まれた環境でずっと生きてきたから。たぎる想いがなかったわけじゃないけれど、私のそのたぎる想いは旦那とはシンクロしない類でもあるから。二人は結婚するまでまったく違う人生を生きてきたわけですからねえ。

でも、私がそういった恵まれた環境で生きてきたのは、私の親が自分たちの経験した苦労を決して子供に味わわせたくないからということで、本当は裕福でもなかったのに、私ら子供には決して不自由をさせなかったから、だからお金に困るということを経験しなかったわけです。人間関係においても、私はそれほど苦労してきたわけじゃないです。旦那のようには。旦那はわりといじめられる側の子供だったらしいですけれど、私はどちらかというといじめる側の子供だったと思いますし。つまりは勝ち組なお子様だったと言っても過言じゃない。そんな私には彼女の歌に感情移入することはできない気がします。まあ、彼女がどういった子供時代だったかはわかりません。でも、私のように恵まれた環境で育ってきたとしてもそうじゃなくても、彼女の歌は間違いなく旦那たちのような鬱屈した青春時代を送った人間の心に訴えかけるものがあるんでしょうね。それは認めようと思います。

けれどね、昨日も旦那に言ったのですが、だからといって、私がそんな落ちるところまで落ちた経験がないから劣っているとは思いたくないのですよ。望んで落ちるところまで落ちることなんてできないし、それはしかたないことだと思いますし、でも、私の生きてきた人生が間違っていたとも思えません。人にはその人だけの生き方っていうのがあるわけですから、私は旦那の感情移入できない歌以外で感情移入できる歌があるわけですから、私はそれを大事な事だと思いたいのです。私には私の、旦那には旦那のツボというものがある。ただそれだけなんだと思いたいです。そう思えば、他人が自分の嫌いなものを好きだと言っていても、感情的にならずに受け止められるんじゃないかなあって。そんなふうに思いますね。






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